本田圭佑が所属するミランは16日、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が就任して初となる親善試合に臨んだ。ボルドーに2-1と勝利し、本田のライバル候補が活躍している。本田は遠征に参加していない。

ミラン公式サイトによると、モンテッラ監督は4-3-3でスタート。スタメンは以下のとおりだ。

ドンナルンマ、アバーテ、パレッタ、ロマニョーリ、アントネッリ、ベルトラッチ、ボナヴェントゥーラ、ポーリ、スソ、メネズ、ニアン

ミランは28分に高い位置でプレスからボールを奪い、スソが先制点を奪取。10分後にも、ボナヴェントゥーラの仕掛けから、パスを受けたスソがドッピエッタ(2得点)を記録した。

後半、モンテッラ監督はドンナルンマ、アントネッリ、ベルトラッチ、ボナヴェントゥーラ、スソを下げ、ガブリエウ、カラブリア、マウリ、ザネッラート、ルイス・アドリアーノを投入。3点目に迫る場面もあったが、逆に1点を返されて試合を終えた。

新体制初戦で白星をもたらしたスソは、昨季途中からジェノアにレンタル移籍していたアタッカー。この夏も移籍の可能性が報じられている。だが、この日の活躍は指揮官の目にも止まったはずだ。本田にとって、新たなポジション争いのライバルとなるかもしれない。