意外な本命が急浮上(※写真はイメージです)

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香取慎吾(39)がSMAPから離脱するかもしれない」──6月発行のファンクラブ会報で、きっぱりと解散を否定したSMAPだったが、ここきて新たな不安が顔をのぞかせてきた。香取慎吾の進退にかかわるものだ。ジャニーズに詳しい関係者は言う。

「11歳でSMAPとしてデビューして以来、トップアイドルをひた走り続けてきた香取さんですが、彼が頑張れた陰には退社したマネージャーの飯島さんの支えがあったからこそだった。彼女も『秘蔵っ子中の秘蔵っ子』と香取をメンバーの中でもっとも可愛がり、ときには勉強を教えたりと、母親のように面倒を見てきました。芸能生活の支えであった飯島さんを失った香取は、糸の切れた凧のような状態ですね」

 香取のメンタル不調は、仕事現場でも噂される。テレビ局関係者が語る。

「もともと『心の闇が深い』とファンの間で言われていた香取ですが、最近こぼした不安定な発言が話題になっています。ドラマの打ち上げで『明日からどうしたらいいのかがわからなくて怖い、もしかしたら自殺してしまうかも』と語ったそうで、現場に居合わせた人によると生気がなくなったらしい。そもそも芸能界で友人を作るタイプではなく、共演者にも連絡先を教えないことで有名な香取ですが、交流があるのはタモリ(70)、山本耕史(39)くらい。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が終了し、タモリと会う機会も減り、山本も新婚で誘いづらい。そのためますます自分の殻に閉じこもってしまったんでしょう」

■「4羽しか描かなかった黒うさぎ」

 言動だけでなく、香取が描いたイラストも物議を醸した。フリーペーパー『SmaTIMES』のものだ。

「香取の描く黒いうさぎは、彼がみた幻覚が元ネタ。本人もそれを認めています。ある意味、彼の闇を象徴するキャラクターで、通常は1羽か5羽描くのですが、今回は4羽。5羽=SMAPメンバーの暗喩と思っていたファンも多く、4羽しか描かなかったことで、木村以外のメンバーをうさぎに投影したのでは? と一部のファンに受け取られています」(前出・関係者)

 さらに、香取の親友・山本耕史がロケ現場で「慎吾も大変だよな、10月からフリーだろ」と発言したとの情報も。

「親友に思わず漏らしてしまった香取の本心かもしれません。これはSMAP解散を示唆するものではなく、9月の契約更新で香取が事務所を脱退すると解釈できます」(前同)

 SMAPに関しては中居正広(43)の独立が取り沙汰されているが、より現実味があるのは、メンタルの危うい香取なのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。