「産まなきゃよかったでしょ！」…言い返せなかった子どもからの一言
そこで今回、ママ100人に「言い返せなかった、子どもから言われた一言」について聞いてみました。
歯に衣着せぬ一言にグサッ…
・「髪の毛をショートカットにして家に帰ったとき、小学生の息子に『おばちゃんになったね』と言われてショックだった」
・「『ママ、デブ』と言われましたが、確かに太ったので何も言えずにいます」
・「『ママはどうしてカンカンの靴(ハイヒールのこと)はかないの なんでママは爪に色塗ってないの 』と、幼稚園生だった娘に言われました。すっかり自分に手をかけていなかったことを反省した…」
・「『ママも●●ちゃんのママみたいに、もっと可愛いくすればいいのに』と息子に言われ、絶句」
・「『パパは痩せてるのに、ママは何で太ってるの』と言われたことですかね」
・「『お母さんの顔、茶色いポツポツがあるね』『髪型が変だよね』などと言われましたが、事実なので言い返すことができませんでした」
その一言がきっかけで美容に気を遣うようになれたのなら、結果オーライです!よね？
説得力がないことを指摘され…
・「『うがいをしてね』と娘に言ったところ、『ガラガラ』とうがいをする真似をしているだけだったので、『ごまかしちゃだめ!』と叱ると、『ママだって嘘ついて、夜おやつ食べてたのに食べてないって言ってるじゃない!』と言い返されてしまい、何も言えなくなってしまいました」
・「『嘘をつくことは悪いことだから絶対にいけない』と言ったときに、『ママだって、年齢とか嘘つくじゃん』と言われ、言い返せませんでした」
・｢『腹へった! 』という娘に対し『女の子だよ』と注意すると、『ママもケツ(お尻)って言うし! 』と。 確かに言います。それだけは 直せないの。ごめんね…｣
・「寒い朝、いつまでも娘が自宅でグズグズしていたので『早く行きなさい』と言うと、『お母さんは小学生のとき、寒いからってズル休みしたっておばあちゃんが言っていた』と言い返してきました。事実だけに、何も言えませんでした」
・「友達とケンカしたと息子が言うので、『みんなと仲良くするのよ。ケンカはダメよ』と言ったら、『ママだってパパとケンカするじゃん』と言われ、無言になってしまいました」
悪い癖や習慣は、子どもと一緒に直していきましょう!
気付きを与えられた一言
・「『ママって疲れると不機嫌になるよね』と言われ、確かに、眠かったり疲労が溜まったりすると子どもを叱ることが多くなっていることに気づき、何も言えませんでした」
・「夕食のとき、『炭水化物を摂らないようにしてるんだよね〜』と言い、夕食を済ませた後でどら焼を食べていたら、『それって、炭水化物と糖分だよね？ 夕飯で炭水化物抜きにしても意味なくね 』と言われた。ごもっとも！」
・「大嫌いな義母の家に遊びに行きたいと娘に言われたとき、ついつい『そんなにしょっちゅう、あんな人に顔見せに行かなくていい! 』と言ったら、『私、おばあちゃん好きだよ。みんなで仲良くしようよ』と言われました。どんなに私が嫌いでも、娘にとっては優しいおばあちゃんなのかなあ…とちょっと反省しました」
人から指摘されて初めて気付くこともあるもんですね。
こんな一言も…
・「イライラして家族に八つ当たりしたとき。子どもが私に座るように促しながら、座らせた後に私の手を握りました。そして『お母さん、ごめんなさいは 』と優しくたどたどしい口調で諭され、何も言い返すことができないうえに、深く反省させられました」
・「『お腹が痛い』という私に『赤ちゃんやない 』と言う息子。『それはないなー』と言うと、『なんで 俺もお兄ちゃんも妹も急にきたで。またきたんやで! 赤ちゃん！ 赤ちゃん! 』と盛り上がるので、『違うよー! 』と言うと、『じゃあ、なんで俺達生まれたの 』と（笑）。何とも説明ができませんでした」
・「ある日子どもに『どうして家では果物にイチゴが出たことがないの 』と聞かれたので、『イチゴよりミカンのほうが美味しいから』と言うと、『うそ。お金がないからでしょ 』と言われた」
・「第一子を産んで数年経った頃、育児で大変だったので『消えてしまいたい』と言ったら、『なら産まなきゃよかったでしょう』と息子に言われた」
くすりと笑わされるものから、ハッとさせられるものまで色々とありましたが、いずれの一言も大人のように余計な計算なしに口にしているため、そのストレートさが心に刺さりますね…。
文／松本玲子
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
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