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3月25日から3日間、東京ビッグサイトにて開催されていた世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2016」は、過去最多の総来場者数135,323人(前回比111%)を記録と、アニメが元気な話題がよく聞こえてきます。すでに春アニメはスタートしていますが、大ヒット作は生まれるのでしょうか? 放送スタート前から話題だった作品がファンにはどう評価されているのか見てみましょう。

■アニメから漫画にハマる人も! やっぱり人気なジョジョシリーズ


荒木飛呂彦さんの原作を元に、2012年にスタートしたテレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの最新作「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」。空がピンクだったりと独特の色使いが特徴的ですが、今作はいままでよりよりポップな印象もありました。漫画は少し苦手という女子もアニメを見たあとにハマって読んでいる、という声がTwitterなどで見られたのもこの作品の特徴かもしれません。また「見てみたらおもしろかった。いままで見てなくてごめんなさい」というようなコメントも多く、原作をしっかりとアニメ化しているため、視聴者をがっかりさせることがないアニメなのかもしれませんね。今期オススメの作品であることは間違いありません。

■豪華スタッフが集結した大作!


すでに2クール放送が決まっているのが「エンドライド」。キャラクター原案は「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」の萩原一至さんと「るろうに剣心」の和月伸宏さんということで放送前から話題が集まっていました。地球の裏の世界「エンドラ」へ吸い込まれた15歳の少年・浅永瞬と、エンドラの世界の王子エミリオの2人が主人公の冒険ファンタジー。アニメオリジナルのため、世界観の説明に時間がかかってしまっているようですが、これからの展開に期待です。Twitterの声を見ていてもまだまだ様子見という人が多いようでした。また、主題歌をロックバンドLUNASEAが担当したということも話題でアニメの実況では「LUNA SEAっぽいと思ったらLUNA SEAだった」という驚きのコメントをたくさん見ることができました。

■大人気ゲームがようやくアニメ化!


実際にゲームをしていない人でも名前は知っているのではないでしょうか? 「逆転裁判」がようやくアニメ化です。ゲームでおなじみの「異議あり」の吹き出しも飛び出し、ファンの満足度は高そう。ゲームの人気が高い分、アニメへの期待も高いのですが、「1話より2話の方がよかった」という声も多かったのでこれからも楽しく見れそうです。

■文豪が戦う異能力バトルアクション


太宰治や芥川龍之介という文豪たちがなんとバトルを繰り広げるという「文豪ストレイドッグス」。といってもパロディ的な内容はあまり強くなく、超能力バトルを楽しみたい人にオススメのアニメです。女性人気が高くヒットの予感です。

■注目度ナンバーワン⁉︎ 


どんなこともクールにこなしてしまう高校生・坂本が主人公の学園コメディ「坂本ですが?」。国内最大級アニメ見放題サービス「dアニメストア」にて、2016年の春アニメで気になっている作品の人気投票が実施された際に見事1位を獲得したのがこの作品です。「呼吸困難になるほど笑った」「おもしろいし、かっこいい」と深夜なのに笑ってしまった、という人が多いよう。漫画を読んでいた人だけでなく、疲れた大人にも見てもらいたいアニメです。

春アニメはまだ始まったばかりです。今期はおもしろいアニメが多いと言う人も多く、どれを見たらいいのか悩んでしまいますが、ぜひお気に入りの作品を見つけてみてはいかがでしょうか?

家電チャンネル副編集長 西岡舞子