ACミラン/日本代表の本田圭佑が、5部レニャーノとの練習試合に後半から出場、チェルチとの連携からのパスをチップぎみに浮かしてゴールを決めた。シーズン前の試合で最初の出場、さらにミハイロビッチ新監督体制初のゲームなど、新シーズンに向けての本田の最初のプレイ内容にサポーターの反応も様々だった。

本田の得点したシュートに関しては「これは上手いチップキックだ」「出て来ていきなり得点」や「冷静な本田のフィニッシュだ、ディフェンダーに倒されなければ、一番ボールを思いのままに操れるし散らし方も上手い」というポジティブなコメントがあった。

また、本田の今季のポジションを占うコメントも散見され「今シーズンは、相手の右サイドに押されてボールをロストして欲しくない、できればサイドバックと対峙しないポジションへの変更が良いと思う」「トップ下でプレイするだろう。いずれにしても守備的MFやセンターバックとは対峙しないと駄目だ、もっとスピード感を持ってプレッシャーを受けないようにするべきだ」など、昨シーズンの本田の問題点を挙げながら、今季どのようなポジションでプレイするのが適切かが議論されている。

試合終了後には「本田は後半、ピッチに入って得点も含む、チームのほとんど全ての攻撃に関与していた」や「テクニックは上手かったが、めっちゃ遅かった」と総括コメントが寄せられているように、技術的な面ではサポーターも非常に高い評価を与えている一方で、やはりスピード面での不満が多いことも事実である。