樫木裕実 カーヴィースタジオまた閉鎖…背景にトラブルも

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6月12日、ブログで"スタジオ閉鎖"を突然発表した樫木裕実(52)。じつはこの前日、一足早く情報をキャッチした本誌が、樫木に取材を申しこんだ矢先のことだった――。

「樫木さんとトレーナーたちが揉めたそうです。悲しいことですが……」(関係者)

カーヴィーダンスの生みの親として、神田うの(40)や梨花(42)など芸能人の信奉者も多い樫木。'13年12月にも"スタジオ閉鎖騒動"が大きく報じられ、昨年5月に自らオーナーとして渋谷にオープンしたのが『シミュレーションカーヴィーホーム』。スタジオ閉鎖騒動のときにも彼女についてきた"腹心トレーナー"たちと、ようやく設立したスタジオだった。

ところが、この『カーヴィーホーム』が6月末で閉鎖されるというのだ。その原因は、トレーナーとのトラブルだという。

「トレーナーたちへのギャラの支払い方法を、樫木さんが一方的に変更したのです。そうすることで、樫木さんの取り分が増えたのですが……」
 
6人のトレーナーたちは抗議したが、樫木はまったく聞く耳を持たなかったという。

「結局、樫木さんとトレーナーたちの溝は埋まらずじまい。とうとう樫木さんは"6月末でスタジオを閉鎖する"と決めてしまったのです。実質的な"全員クビ"という通告でした」

かつて樫木の下で働いたスタッフの1人は言う。

「有名になるにつれ、スタッフと顔を合わせることも減って……。"銭ゲバ"になってしまったんです」
 
スタジオの営業が終わった夜9時。出てきたトレーナーの1人に声をかけた。

「樫木さんに言いたいことはあるけれど、言っても仕方ありません……。残念なのは、生徒さんに迷惑をかけること。巻き添えにしたようで、本当に申し訳ないと思っています」

 言葉少なに吐露し、やり場のない無力感をにじませて去って行った。前回の騒動の際、樫木は「オーナーが悪い」と言い、被害者を装っていた。だが、今回も、やはり原因は樫木本人だ。彼女は今回の騒動で、こう言い放ったという。

《(トレーナーたちは)カーヴィーというブランドに甘えて、努力をしていない。全員クビにする!》
 
トレーナーたちの心中はいかばかりだったろう――