本田がベトナムで子どもたちを直接指導「夢を持つことの大切さを伝えたい」

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 2日、ベトナム・ホーチミン市のトンニャット・スタジアムで「HONDA’s SOLTILO SOCCER SCHOOL in Vietnam 2015」が開催され、ミラン所属の日本代表FW本田圭佑が、ベトナム小学生ベトナム在住の日本人小学生、計100名を直接指導した。本田は、イタリアでの長いシーズンを終えたばかりだが、その疲れも見せず、「子どもたちには大きな夢を持ってほしい」と語った。

 本田はこれまでにもタイ、オランダ、ドイツ、中国、日本国内でも各都市でサッカースクールを開催。今回も参加した子供たちに「夢ノート」を配布し、子どもたちに「ノートに自分の夢を書き、それを実現させるために、毎日やるべきことを書いてく大切さ」を語った。また、「このスクールを通して、子どもたちが夢を持ち、実現させていくサポートができればと思っています」とコメント。スクール開催に込めた思いを語った。

 スクールではウォーミングアップやミニゲーム、FK対決で子どもたちと一緒に汗を流した。特にFK対決は、本田のFKを生で見れるとあって、参加した子どもたちも目を輝かせていた。子どもたちが蹴る際は、本田自らがGK役を務め、小学生に得点を許すと、悔しそうに苦笑いの表情を浮かべた。

 最後には、参加した子どもたちからの質問コーナーも設けられ「大切にしていることは何ですか」との問いには「時間を大切にしている。限りある時間の中で、自分ができることを考え、行動するようにしている」と答えた。

 なお、本田は、ロシア・ワールドカップのアジア2次予選に向け日本に帰国後、強化合宿に合流する予定だ。