【ファンキー通信】旧式パソコンを使うと病欠が増える!?

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 パソコンをそろそろ買い換えたいなぁ〜と思いつつも、すぐに新しいのがでるからもうちょい待とう!なんて言って早○年・・・って人も結構多いのでは?

 先日、「オフィスで旧式PC(今回は5年以上たったもの)を使っていると従業員の病欠が増え、仕事に対する満足度も低下する」という結果が英国のディスプレイメーカーViewSonicから発表されたんです。

 これは調査会社Tickbox.netが英、独、仏のオフィスワーカー約2700人を対象に実施した調査によるもので、旧式PCユーザーの中で24%の人が日常の仕事にとても不満を感じている、という声があるとか。どうやら旧式PCを使用することでストレスを感じている人が大半のようです。実際、希少な旧式PCユーザーに話を聞いてみても、「最近のものに比べて処理が遅いし、ネットの接続時間がかかりすぎてイライラする、」と同じような答えが返ってきました。

 そこでPCとストレスとの関係を調べてみたところ、パソコンを扱うことで起こる「テクノストレス」と呼ばれる精神的な失調症状が続くと、「うつ病」や「月経異常」などを引き起こす原因となるそう。ここまで深刻な話になってくると、「旧式PCによるストレス過多で病欠」っていうのも納得できます。長時間、PC作業をすることが多い人に該当者が多いそうなので、こまめに休息をとることが予防につながるそうです。

 しかし、それでも旧式PCを使わなければならない場合、ほかに改善策はないのでしょうか? そこで、PCの各種設定や修理を請け負うPCサポート事業社テクニカルオフィスモリツカに問い合わせてみました。

 「スキャンディスクとデフラグを実行したり、ソフトをインストールする時に発生するキャッシュファイルの削除を行うなどのメンテナンスをすることですね」(テクニカルオフィスモリツカ 担当者)

 しかし、「でも、やっぱり新しいPCに買い換えるに越したことはないですね〜」(同)とのこと。

 たしかに、PCを新調することが一番の対処法なのかもしれません。すぐにそうできない、という人は今回の対策法を取り入れながら、少しでも快適なデジタルライフを過ごしてみてはいかがでしょうか? (坂井あやの/verb)

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テクニカルオフィスモリツカ - 文中で紹介したテクニカルオフィスモリツカのWebサイト

テクノストレス - IT用語辞典