カップルも、つきあいが長くなるにつれ、なんとなく照れくさかったり、言いにくかったり、はたまた単純に疲れていたりと、そんなこんなで夜の営みもご無沙汰になりがち。最近は若いカップルの間でも、セックスレスが増えているみたいです。いや〜、そいつはいけません。恋愛もセックスも、偉大なるマンネリズムは打破しないと。倦怠期のカップルは、イスラエルへ行ってみそ! え? 遠い? まあ、お客さん、そんなこと言わずに・・・。

 イスラエルのYediot Aharonot紙によると、とある同国の会社が「高度9144メートルでの45分間のフライトの間、カップルはロマンティックでムーディなベッドルームを贅沢に楽しむことができる」という、すんごいサービスを始めたそうなんですよ。それじゃ、お前さんなにかい、つまり上空でセックスができるっていうんですかい? ええ、セックスできちゃうらしいんですよ。セックスが。

 部屋にはコンドームやその他のオトナのおもちゃ、ワインやチョコレートの入ったバスケットなどがあるそうだ。テル・アビブ空港を出発し、45分間のフライトで約200ドル(23000円)というから、けっこうお買い得? 地上でのセックスがマンネリでも、上空でするとしたら興奮すること間違いなしだ。しかし、日本ではそんなこと許されるのか? 日本でこんな空間ってありうるのだろうか? そこでラブホテル研究家のビタミン三浦さんに聞いてみた。

 あの、イスラエルの会社が飛行機でセックスできるサービスを始めたんですけど、ご存じですか?

 「飛行機? 知らなかったよ。そんなサービスがあるの? うーん、いいネ! 究極だね!」(ビタミン三浦さん)

 日本では同じようなサービスってありますか?

 「そうねぇ、ラブホテルが作り出すのは非日常なんだよ。だから乗り物系でいったら電車の中、車なんかに近いね。天井からゴムバンドが吊るされてるラブホテルなんかも近いんじゃない?」(同)

 タブーを打ち破ることで人は興奮するんですね。

 「今後は、動くワンボックスカーみたいなところでこのサービスをすれば、日本でも流行ると思いますよ。ほら、男女で個室に入るっていったら、やることは一つじゃない。ガッハッハ!」(同)

 ま、結局は非日常とイマジネーションを高めることができれば、性欲は高まるってことなんですね。って何を書いてるんですか! あたしは・・・。マンネリでお悩みのあなた、イスラエルの上空にいるつもりで今夜はいかがです?(押木真弓/verb)