厚生労働省が29日発表した6月の有効求人倍率は1.10倍と、22年ぶりの高水準となった。また、求人倍率の改善は19カ月連続であり、景気の緩やかな回復を背景に、雇用情勢が着実に改善していることを示している。有効求人倍率を都道府県別で見ると、愛知県が1.57倍と最も高く、次いで東京都の1.56倍、福井県と岡山県がそれぞれ1.50倍と続いている。一方、最も低いのは、沖縄県で0.68倍、埼玉県と鹿児島県がいずれも0.74倍、青森県