爪トラブルは不調のサイン! 渡邉季穂さんに聞く、美しい爪を育むための秘訣とは?

写真拡大

ジェルネイルが一般的になり、ネイルサロンに通ってお手入れをしているという女子も多いのでは? でも、爪にデザインをしておしゃれすることはあっても、爪の健康について深く考えている人は意外と少ないかもしれませんね。編集部は、貝印が展開するビューティツールブランド「KOBAKO」のネイルケアセミナーに参加し、ネイルケアライン「KOBAKO nails」のプロダクトアドバイザーを務めるトータルビューティサロンukaの、ネイルアーティスト渡邉季穂さんから、爪のメカニズムや健康的な美しい爪を育む秘訣を教えてもらいました!

爪は皮膚の一部で皮膚が角化したものだということを知っていますか? 皮膚と同様に、表皮・真皮・皮下組織の3枚の層からなっています。そして、新しい爪を作るのは爪の根元に白く見えている三日月型の爪母(そうぼ)と呼ばれる皮下組織。栄養が血液にのって爪母に伝わることで健康な爪が生えてくるのです。

逆に、爪母に栄養が行き渡っていないと爪のトラブルが発生します。たとえば、2枚爪は、末端冷え性、貧血で血が指の先まで通っていない人に起こります。爪に縦線が入る人は、主に乾燥が原因。横線が出るという人は、ドアに指が挟まったなどで爪母に負荷をかけて出てくる一過性のものや、精神的ショックがある人にも出てしまうよう。横線は主に、体調が悪いときになりやすいそうです。爪がデコボコする人は、ストレスが原因で爪母をいじる癖がある人に多いようです。驚いたのは、すごく忙しい人や、ミーティングの多い編集者によく見られる症状だということ(笑)。筆者も気をつけなきゃ! と思ってしまいました。

このようなトラブルを避けるためには、爪母のケアが重要です。爪母をマッサージして血行をよくしたり、乾燥しないようにパックで保湿してあげたり、自分の肌と同じように爪もいたわってあげることが必要です。また、パソコンを打つときに爪を立てない、手を洗ったあとにはクリームを塗るなど日ごろの心がけも忘れずに。さらに、爪の表面に付着した汚れや不要な角質の「ルースキューティクル」を取り除くと、爪表面のくすみが取れて血色がよくなり、健康的な明るい爪になれるのでオススメです。

マニキュアやジェルネイルをするだけが指先のおしゃれではありません。みなさんも、美しい爪を育むお手入れをして、ワンランク上の女子を目指しましょう♪

(マイナビウーマン編集部)