9月30日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節で、マンチェスター・シティと1−1で引き分けたローマ。同点弾を決めたFWフランチェスコ・トッティは、元マンチェスター・ユナイテッドMFライアン・ギグス氏を上回り、38歳3日でのゴールというCLの最年長得点記録を更新した。イギリスのメディアは、トッティに賛辞を送っている。

『Sun』は試合から一夜明け、トッティを「永遠のフットボーラー」と称して賛辞を送った。彼がデビューしたときに、現在36歳のMFフランク・ランパードが14歳だったことを紹介し、その息の長さも称賛している。

試合前、マンCは公式ツイッターで、トッティがイングランドでゴールを決めたことがなかったことを皮肉りながらローマを“歓迎”した。開始4分にPKでチームが先制を許した中で、最年長弾で勝ち点1をもぎ取ったローマはその批判を見事に打ち消した形だ。

『Telegraph』も、マンCのツイートについて、「ローマの渋滞さえ求めてしまう男に対し、敬意を欠いた不適切」なツイートだったと報じている。『Mirror』はトッティを「イタリアのレジェンド」と紹介し、『Guardian』は年齢をものともしない格を持つベテランと称賛。『Star』も「イタリアのマエストロ」とたたえている。