本来ならば2対2で行われるテニスのダブルスの試合が、なんと2対1で行われるという珍事件がWTT(ワールドチームテニス)で起きた。

18歳のテイラー・タウンゼントは、ダブルスのパートナー、リーゼル・フーバーが負傷したため、急きょ2人の選手を相手に試合を続行することに。本来ならば棄権してもおかしくない状況だが、リンパ腫と診断された友人ヴィッキー・デュバルのために同大会に参加することを決意していた彼女は、最後まで諦めずに試合を続行したという。



このゲームでは、マルチナ・ヒンギスとアナスタシア・ロディオノワの2人を相手に、サーブなどでいくつかポイントを奪う奮闘を見せたテイラーだったが、力及ばす敗退。しかし、会場では彼女の勇気と努力に対しスタンディングオベーションが鳴り止まなかったという。



こちらがテイラー・タウンゼント。


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