「コスプレ美人総選挙」1位の御伽ねこむちゃんがグラビア撮影初体験!
現在発売中の『週刊プレイボーイ14号』でグラビアデビューした、御伽(おとぎ)ねこむちゃん。実は彼女、昨年末の「コミックマーケット」(コミケ)で、週プレが声をかけた素人コスプレイヤーだ。
その後、「コスプレ美少女総選挙」として秋葉原で男性100人にアンケートを行なったところ、全国の美人コスプレイヤーを抑えて人気1位に! それを記念して、今回はねこむちゃんの自慢のコスプレ姿に加え、素顔も特別撮り下ろし。さらに、本誌未収録のインタビューもお届けします!
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――コスプレを始めたきっかけは?
ねこむ 一昨年(2012年)、友達に誘われて大阪の『日本橋ストリートフェスタ』っていうイベントを見に行ったんです。そこで、“えなこ”さんっていう有名なコスプレイヤーの方をお見かけして、「はぁ(ハート)」って一目惚れしてしまい(照)。すぐに「私もコスプレするぞ!」と決意しました。今振り返ると失礼なんですけど、えなこさんに近づきたい一心でこの世界に入ったんです(笑)
――「御伽ねこむ」っていう名前は、もちろん本名じゃないんだよね?
ねこむ はい。もともと、お伽話の「おとぎ」っていう名前でやってたんですけど、その「おとぎ」っていう文字をノートに書いて遊んでいたら、だんだん猫が寝転がっているような形に見えてきて……。だから「ねこむ」って名前を付け加えたんです。
――ねこむちゃんは、美術系の高校を卒業して、春から専門学校で漫画の勉強をするんだって?
ねこむ そうです。将来の夢は「漫画家」です。今、高校の同級生と漫画を描いてるんですけど、壮大な話なのにまだ全然進んでなくて……。30歳までに完結すればいいなって思ってます(笑)。
――どんな漫画?
ねこむ 『魔法処女◯◯◯◯』(ねこむちゃんの希望で伏字にしました)ってタイトルで……。あ、タイトルはおかしいけど、主人公はすごく清純な女の子なんですっ! その子は男の人が苦手だから、ずっと処女でいるのに、触手使いの宇宙人が現れて『あなたのバージンエネルギーを奪ってやるわ!』と襲ってきたり。私の周りの友達からには『これアカンやつや』って言われるんですけど、高校の先生は『面白いやん』って認めてくれました。
――ちなみに、ねこむちゃんは男の人はどう?
ねこむ いやー、かなりの人見知りなので……。二次元の男の子だったら、『進撃の巨人』のアルミンが大好きで、今日もスタジオに来る途中、携帯でアルミンの画像を見てずっとニヤニヤしてました(笑)。あ、あと『桜Trick』みたいな女の子同士の“百合もの”も好きですね! 二次元だったら、基本、どんなジャンルも“おいしく”食べられます。
――オタクになったのはいつ頃から?
ねこむ 少女漫画が大好きで、小学1年生の時からずっと『ちゃお』を読んでいたんです。でもある日、4歳上の兄が『週刊少年ジャンプ』で連載していた『D.Gray−man』(ディーグレイマン)っていう漫画を貸してくれて。それからは、「この漫画のキャラはヤバイ」と、キャラ萌えするようになりました。兄が漫画もアニメもゲームもいける人なので、いろいろ教わりましたね。ただ、兄の上にさらに先輩がいまして……。
――誰?
ねこむ 母です(笑)。お母さんは、漫画もかなり集めてるし、深夜アニメも全部観てるんですよ。このコスプレの手直しも、母に手伝ってもらって……というか、ほとんどやってもらいました(笑)。
――コスプレは自分で作ってるの?
ねこむ 基本的には、コスプレ衣装を作ってくれる業者さんにオーダーして、細かい直しだけうちでやってます。今、お弁当屋さんでアルバイトしてるんですけど、給料を全部コスプレに使ってるんですよ。今回着させてもらった霊夢のコスプレ(写真)なんか、一回作ってもらったものをまた直したりして、かれこれ“ン万円”くらいかかっています……。
――高い!
ねこむ だけど今回、“人気1位”なんていうありがたい結果をいただいて、ほんとに嬉しいです! こういう本格的な撮影は始めてで、ポージングとかまだまだヘタなんですけど、素顔で撮っていただいたページは“カメラが恋人”だと思って頑張ったので、ぜひ見てください!
(取材・文/西中賢治、撮影/熊谷貫)
■御伽ねこむ(OTOGI NEKOMU)
1995年12月15日生まれ、大阪府出身、身長163cm。