14日のセリエA第24節でボローニャにホームで1−0と勝利し、クラレンス・セードルフ監督は満足している。もちろん、何よりも彼が満足しているのは、素晴らしいゴールで決勝点を挙げたFWマリオ・バロテッリのパフォーマンスだ。

「バロテッリのゴールはカンピオーネ(最高級の選手)にふさわしいもの? そうだね。彼はああいうゴールを決められるんだ。ただ、こういうゴールが決まるのは、チームが信じたときだけなんだ」

「私のバロテッリに関する発言? 私は、彼がカンピオーネになると言ったんだ。カンピオーネじゃないと言ったのではない。私はマリオをとても強く信じているよ。彼がなろうとしている男としてのマリオをね」

「バロテッリと(ジャンパオロ・)パッツィーニを同時起用? 彼らはすでに一緒にプレーしているじゃないか。先発で? だがそうすれば、ベンチにセンターフォワードがいなくなる」

「チャンピオンズリーグが迫っていることを考えたか? この勝利は士気の面で助けになる。90分を通じてこれほど相手の出方を待つチームとの対戦は簡単じゃなかった。アトレティコ・マドリー戦については、この数日で準備する。彼らにはよりクオリティーがある。今日のボローニャのように守りを固めることはない。ウチの前線には才能ある選手たちがいる。ただ、コンビネーションが必要だ」

「(マイケル・)エッシェンはアトレティコ戦でプレーしなければいけない。今日彼を起用しなかったのは、今の彼は過密日程の中でプレーすることに慣れていないからだよ。我々は将来も見据えて仕事をしている。メンバーチョイスはパフォーマンスにもよるんだ。カカーの状態? 彼はいつも笑顔で落ち着いているよ。大丈夫であることを願おう」