イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督が、ミランのクラレンス・セードルフ監督やFWマリオ・バロテッリ、ユヴェントスに移籍したFWパブロ・オスバルド、ワールドカップ(W杯)について語った。

「私はずっと主張してきたが、コヴェルチャーノでのスーパーコースを修了した監督が、下部組織を経験するのを義務にすべきだ。だが、クラレンスは異なるね。私は彼を素晴らしいと思っている。現役時代から彼はピッチですでに“教授”だった」

「彼は学んできたし、今も学んでいる。パーソナリティーも素晴らしいし、選手たちからプレッシャーを取り除いている。彼にはプレッシャーに耐えるだけの適切なメンタリティーがあると確信しているよ」

「オスバルドをコンフェデレーションズカップから外したのは、彼がローマの当時の監督とケンカしたからではない。(コッパ・イタリア決勝でラツィオに敗れた際に)メダルを受け取りに行かなかった唯一の選手だったからだ」

「バロテッリがナポリ戦で涙を見せたこと? プライベートな感情だよ。マリオは超一流じゃない? 彼はセードルフのアドバイスに従い、しっかりと準備してW杯に臨むはずだ。私はそう確信している」

「我々はW杯に向けてベストの準備をしている。素晴らしい大会にするために、しっかりと準備してきたいと思っているよ。体力回復や食事面、落ち着いて刺激的な環境を選手に与えることをうまくやれれば、我々は夢を見ることができると確信している」

「W杯ではサプライズがあるだろう。フィジカルなことだけではなく、戦術的にも新しい何かを見られる大会となるだろうね。我々はもうベストチームではない。だが、ベストチームを倒すことはできる。我々には戦術的に組織力があり、全力を出す力があるからね。このチームには素晴らしいクオリティーがあるんだよ」