メッシが4試合ぶりゴールのバルサ、ミラン下してCL決勝T進出

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 チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節が6日に行われ、グループHではバルセロナとミランが対戦した。

 グループ首位のバルセロナにとっては、勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる一戦。ホームにミランを迎えると、序盤からボールポゼッションを高め、攻勢をかけた、

 30分にはアンドレス・イニエスタのロングボールに反応したネイマールが、イニャツィオ・アバーテにペナルティエリア内で倒されて、PKを獲得。先制の絶好機で、リオネル・メッシがシュートを正面に蹴り込み、先制点を手にした。

 メッシの公式戦4試合ぶりのゴールで均衡を破ると、40分にも追加点をマーク。左サイドで得たFKをシャビ・エルナンデスがゴール前に送ると、セルヒオ・ブスケツがヘディンで合わせて、ゴールネットを揺らした。

 バルセロナは、前半アディショナルタイムにカカに左サイドを突破されてゴール前に折り返されると、ジェラール・ピケがクリアしきれずにオウンゴール。1点差に詰め寄られて前半を折り返した。

 1点リードで迎えた後半も、バルセロナは押し気味に試合を進めた。73分には、ネイマールが左サイドからカットインして一気にシュートまで持ち込んだが、ボールは枠外に飛んだ。直後にもメッシとネイマールのワンツーで中央を崩すと、最後はパスを受けたアレクシス・サンチェスがペナルティエリア内でシュートしたが、GKの好守に阻まれた。

 バルセロナは83分にメッシがセスク・ファブレガスとのワンツーでゴール前に抜け出して自身2点目をマーク。結局、3−1と勝利を収めて勝ち点10で、2試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。一方のミランは勝ち点5のままとなっている。

 26日に行われる第5節でバルセロナはアヤックス、ミランはセルティックとそれぞれアウェーで対戦する。