インテルは14日にユヴェントスとのビッグマッチに臨む。開幕から2連勝を飾ったインテルにとって、最も厳しいテストを迎える形だ。インテルのワルテル・マッツァーリ監督は、13日の会見で次のように話している。

「我々は自分たちのことを考えなければいけない。守備で気を付け、攻撃でプレーを発展させられれば、どこが相手でも苦しめることができる。イタリアでは結果ばかりが注目されるが、私は常に内容を見てきた。監督が新しくなったチームは、勝ち点3よりもハイレベルなパフォーマンスをすることを考えなければならない。サッカーでは、ちょっとしたことが違いになるものだ。85分間守り続けて結果を残すこともある。だが、長い目で見たら、そうはならないんだ」

「プレッシャーがあればあるほど、気合が入る。サポーターを喜ばせたい。チームが自信を身につけ、継続して続けられることを望んでいるよ」

古巣ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、マッツァーリ監督からラファエル・ベニテス監督に交代したことで、国際的なイメージがアップしたと話している。この発言に対し、マッツァーリ監督は「他人が何を言おうと、興味はない」と語った。

「私は常に事実だけを見てきた。私が指導した選手たちは、私のことを知っている。インテルはすでにリーグ戦で何かを見せた。それを再び見せてほしい。カターニア戦とジェノア戦でのミスはなくして、ね。夏のユヴェントスとのフレンドリーマッチで見たことよりも、カターニア戦やジェノア戦で魅せたことの方が、ずっと大事なんだよ」