ミランがローマFWマルコ・ボッリエッロの復帰を考えている。ローマは昨季ジェノアへレンタル移籍させた同選手について、年俸の高さから放出しようとしているところだ。

2010年にミランからローマへ移籍した同選手は、ミランにレンタルで復帰するかもしれない。FWジャンパオロ・パッツィーニが負傷しているためだ。現在、ミランはFWマリオ・バロテッリの控えとなる選手が、18歳のFWアンドレア・ペターニャしかいない。

一方、ローマの選手は欧州各国のクラブの関心を誘っており、トッテナムがMFミラレム・ピアニッチを狙っているのに続き、今度はヴォルフスブルクがFWパブロ・オスバルドに関心を寄せている。

ヴォルフスブルクはオスバルド獲得に2000万ユーロ(約25億7000万円)を用意している。トッテナムはピアニッチ獲得に1750万ユーロ(約22億5000万円)を準備しているが、ローマは同選手の残留を望んでおり、ヴォルフスブルクのオスバルドに対するオファーを好むだろう。

だが、オスバルド自身はヴォルフスブルクのオファーにあまり関心を抱いていないようだ。ヴォルフスブルクは年俸280万ユーロ(約3億6000万円)をオファーしたようだが、選手はトップクラブを望んでいる。オスバルドはすでにサウサンプトンやゼニト・サンクトペテルブルクのオファーを断っている。