インテルは4日に「ギネス国際チャンピオンズカップ」でバレンシアと対戦し、0−4と敗れた。チェルシー戦に続く連敗だ。アメリカツアーでインテルはまだゴールを挙げておらず、5失点を喫している。チェルシー戦では内容が良かったが、バレンシア戦では一歩後退となってしまっている。

だが、ワルテル・マッツァーリ監督は大騒ぎしていない。これで気落ちしてはいけないと話した。

「一つの試合で負けるのは予想されたことだ。もう少し失点を抑えられたかもしれないけどね。こういう結果は常に厄介なものだからだ。おそらく、こういう時期はもう少しプライドを持って仕事をする必要がある」

「私のせいかもしれない。あまりにトレーニングしすぎた。だが、イタリアではそうしなければいけないんだ。ユヴェントスやナポリが負けたことも説明できる。こういうフレンドリーマッチで良いところを見せるには、練習量を少なくしなければいけない。だが私は、練習する方を優先させる。それが報われると確信しているからだ。バレンシアの方がずっとフレッシュだったのが見て分かっただろう。それに、彼らの最後の試合は7月27日だったが、我々は3日前だった」

「この0−4という結果にも、何かポジティブなものを見るとするなら、0−1のときに15分間は良いプレーができたことだ。だが、ゴール前まで行っても、フィニッシュができなかった。キレを欠いていたからだ」

インテルは6日、ユヴェントスと対戦する。

「回復が間に合うならね。冗談はさておき、できるだけうまくやりたい。いずれにしても、この敗北を受けて仕事をしていく。(イシャク・)ベルフォディルらが少し良くなった? 今の彼は成長しているところだ。最初の10分間は全員が悪かったけどね。脚が岩のようだった。彼もその影響があったね」

そのベルフォディルは、次のように話している。

「確かに今日は少し良かった。でも、僕は常にチーム全体のパフォーマンスを見たい。今日の僕らは少し疲れていた。相手は僕らよりスピードがあったね。がっかりしているよ。常に勝利を望んでいるからだ。でも、今大事なのは、改善するためにトレーニングすることなんだよ」

「失点? この大会では、相手はシュート1本でゴールできているけど、僕らは何度トライしても決まらないという印象だ。でも、準備に関してうまくいっていないことはないよ。すぐに仕事が報われるわけじゃない。大事なのは、重要な試合で準備できていることだ」