ミランは27日、ギネスカップのバレンシア戦に臨み、FWロビーニョとMFナイジェル・ヨングのゴールで2−1と勝利した。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、半分満足といった様子だ。

バレンシア戦のミランは2つの顔を見せた。前半は秩序だってシニカルだったが、後半は苦しんでいる。アッレグリ監督は試合後、「トレーニングによる大変な疲労のために、今日のゲームは簡単なテストではなかった。だが、我々は良い試合をしたよ」と語った。

心配なのは、途中交代したロビーニョの負傷だ。アッレグリ監督は「ロビーニョは内転筋を痛めた。2日待ってからケガの状態をチェックしよう」と話している。

バレンシア戦はギネスカップの初戦となった。レアル・マドリーやチェルシー、エヴァートン、ロサンゼルス・ギャラクシー、インテル、ユヴェントスが参戦する大会だ。今後の試合はアメリカで行われる。ミランの次の対戦相手は、チェルシーかインテルだ。

「1試合ずつだよ。今夜は良いパフォーマンスをすることが大切だった。ディフェンスであまりに受けすぎたね。もっとプレーする必要がある選手たちもいる。我々はビルドアップでミスが多かった。だが、選手たちにはボールをキープしろと言っていたんだよ」