ユヴェントスは17日、シーズン初戦となるヴァル・ダオスタ選抜とのフレンドリーマッチに臨み、7−0と勝利した。FWカルロス・テベスが前半に得点を挙げ、FWアレッサンドロ・マトリとFWミルコ・ヴチニッチがそれぞれ2ゴールを記録している。

コンテ監督は試合後、「満足しているよ。まだ合流して間もないが、前半はオグボンナ、テベス、ジョレンテといった新戦力たちの意欲が気に入った」とコメント。「まだ仕事をする必要がある。脚が重いのが分かったはずだ。だが、意欲は素晴らしかった。チームはすでに素晴らしいサッカーをしている」と話している。

また、コンテ監督はマーケットについて、「必要なことを検討するのはクラブの仕事だ。売却する必要があること、いくつかの話を決める必要があることは分かっている」とコメントしている。

後半、ユーヴェはヴチニッチとマトリ、FWファビオ・クアリアレッラを同時起用したが、コンテ監督は「セリエAのチームとやるときは、バランスが大事」とコメント。3-5-2を変えるつもりはないようだ。フォーメーションについて、指揮官はこう続けている。

「前半は我々のクオリティーにマッチした状況があった。新戦力たちもすごくうまく溶け込んでいる。フォーメーション変更? 我々は2年連続でスクデットを獲得している。変えなければいけない理由が分からない。欧州の舞台でも、1年目のチャンピオンズリーグで良いサッカーをしながらベスト8だ」

インテル移籍に向かっているMFマウリシオ・イスラには、サポーターからブーイングも飛んだ。

「彼はユヴェントスの選手であり、私は彼の指揮官であることに満足だ。素晴らしいシーズンにするだろうし、サイドでポジションを争うだろう。マーケットは8月31日まで続く。どのチームも変化があるんだ。ナポリの会長は1億2000万ユーロ(約157億円)があると言ったし、インテルも投資を続けるだろう。フィオレンティーナは素晴らしいことをしているし、私はミランも何かすると思う。ローマとラツィオも強化しているところだ」