21日のユヴェントス戦で敗れたミランは、3試合連続で白星から遠ざかっている。ユヴェントス戦の黒星は、2013年に入って最初の敗北だ。だがそれでも、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は気分を害していない。

ユヴェントスに敗れて4位フィオレンティーナに勝ち点1差とされ、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を逃す恐れもあるが、ガッリアーニ代表取締役は冷静さを失っていないようだ。

「3位でリーグを終えることができたら、クラブはポジティブなシーズンだったと考える。特別な出だしだったことを考えればね。(ズラタン・)イブラヒモビッチとチアゴ・シウバのことだけではなくね。(マッシミリアーノ・)アッレグリ監督は3年前からここにおり、これまで首位、そして2位だった。そして今は3位にいる。それほど悪くないと思うね」

ガッリアーニ代表取締役はベルルスコーニ名誉会長についても言及している。

「とても冷静だよ。私と同じように、会長もユヴェントス戦は0−0で終わると思っていたようだ。我々は敗北に値しなかったし、無様なところも見せなかった。次の日曜の試合では(マリオ・)バロテッリが戻ってくる。彼は素晴らしい選手だ。この2試合にいなかったのは残念だね。だが、大きな責任を負わせないようにしよう」

そのベルルスコーニ名誉会長は、ミランがCL出場を逃す恐れについて、「そうならないことを願うよ。そうじゃなければ、心配してしまう」と述べている。