17日のセリエA第29節でパレルモに2−0と勝利したミラン。2得点で主役となったFWマリオ・バロテッリは、チャンピオンズリーグ(CL)敗退を過去のものとし、「バルセロナ戦の後で勝つのが重要なことだった。そして、オレたちはそれをやった。これで再開だ」と語った。

だが、カンプ・ノウの試合にスーペルマリオがいたら、結果は違うものとなっていたのだろうか?

「バルセロナ戦はああいう結果になった。強いチームには常に素晴らしいカンピオーネたちがいるものだ。強いアタッカーたちがね。誰がプレーしようが、何も変わらない。むしろ、オレがプレーしていたら、8失点して負けていたかもしれないよ」

元マンチェスター・シティのバロテッリは、プレミアリーグで16日に敗れた元チームメートたちについて、「彼らのことは残念に思う。いつもテレビで見ているんだ。彼らが勝つことを願いながらね。でも、サッカーとは不思議なものなんだよ」とコメントしている。

ミランはこの勝利で勝ち点を54としたが、ナポリとの勝ち点2差は変わらなかった。だが、バロテッリは恐れを抱いておらず、次のように話している。

「次の試合で捕らえる、ってだけさ。オレたちはグループとして仕事を続けなければいけない。バルセロナのようにはプレーできないかもしれないけど、彼らのようになることはできる。ホームで2−0と倒し、それを示したはずだ」