LINEの有料スタンプを購入したことのない人は9割 - マイナビニュース調査

写真拡大

LINEユーザーはどのようにサービスを活用しているのか。

無料通話は使っている? スタンプの購入経験は? LINEのプロフィールは自分の顔写真なの? などなど、瑣末なことかもしれないが、そうしたことを知りたい人は多いはず。

そこで、マイナビニュースでは、LINEユーザー500人を対象に行った調査をもとに、前回に続き、LINEの使い方の実態を紹介しよう。

今回は「スタンプ」をテーマにしてみた。

LINEのスタンプには、無料のものと有料のものがある。

有料スタンプを購入した経験のある人はどのていどなのか。

そのことについて聞いてみたところ、約9割の人が有料スタンプの購入経験について「ない」と回答した。

圧倒的に無料スタンプのみを使う人が圧倒的に多いわけだが、そうなったのは現在のラインナップが自分好みではないから、ということも考えられる。

そこで、スタンプを購入したことのない人に、「自分の好みスタンプが登場したら有料スタンプを購入すると思うかどうか」について聞いたところ、「はい」と回答した人はわずか13.2%に過ぎなかった。

一方で、どんなスタンプが登場しようとも、「それでも購入しない」人は86.8%と9割近くに達した。

では、購入経験のある人は何回スタンプを購入したことがあるのだろうか。

そのことを聞いたところ、「1回」が42.1%とダントツに多く、2、3、4回と回数が多くなるに従った漸減していく傾向にあった。

基本サービスは無料で提供し、一部分を有料にするビジネスモデルの場合、実際に有料サービスを利用するのは、この程度であって、今回の結果に驚きはないのかもしれないが、スタンプ売上を知ると印象は変わるかもしれない。

昨年7月初頭にNHN Japanが公表した数値だと、6月のスタンプの売上はわずか2億円に達したという。

スタンプ価格は170円とすると、117万回以上ポチられたことになる。

2012年7月25日段階でユーザー数が5000万人だったのに対して、ことし1月には1億人に増えており、売上の増加は推して知るべし。

1億という規模のインパクトは想像しにくいが、そのうちの10人に1人しかスタンプを購入していなくても、億単位のビジネスになってしまうのである。

LINEユーザーの裾野はとてつもなく広いのだ。

調査時期:2013年1月30日〜2012年2月1日調査対象:マイナビニュース会員調査数:500件調査方法:インターネットログイン式アンケート