[NAB2012直前]Fab5!が語る今年のNAB見所とは?

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Fab5!が語る今年の傾向とは?



いよいよ開催間近のNAB2012。果たして今年の見所はどうだろうか?開催前に各社から漏れ聞く情報も増え始め、開催前の雰囲気が漂ってきた。PRONEWS編集部にもFab5!メンバーから一足先に到着したと一報あり!早速今年の見所と意気込みを語ってもらった!












小寺信良

@Nob_Kodera




NABのみどころと言えばやはり、実際に行ってみないと何が出るのかさっぱり見当が付かないという、現場のダイナミズムに限る。おそらく現時点での予想では、4Kがどこまで伸びてくるか、というところになるのだろうが、やっぱり行って、見て、感じた人しかわからないことが山のようにある。小型デジタルガジェット時代の到来で、巨大ポスプロシステムの時代は本当に終わるのか。いやまあ終わるんだろうがそこはそれ、な。そう言うと困る人が沢山いるから的な視点も持ちつつ、会場を徘徊していく。













石川幸宏

@seabirdsYI





毎年4月に米ラスベガスコンベンションセンター(LVCC)で開催される、映像・音響機材の祭典、NABSHOW。毎年この業界の最新技術トレンドが発表され、ここでの動きがその後1年間の業界の流れを決めるといっても過言ではない。我々業界ジャーナリストがNABだけは外せないと無理して行くのも、世界スタンダード、そしてその中でも日本国内で有用なのはどういった技術なのかを見極めるためである。



今年の見どころといっても、ジャンルや制作サイズによって千差万別ではあるが、ハイエンド分野でのキーワードは『スタンダード4K』もしくは『4K Ready!』であろう。HDソリューションとファイルベースワークフローもすでに技術的には熟れたなかで、各メーカーが次に目指しているのが4Kである。アフォーダブル(業務用)製品としては、使いやすさを追求しつつ低価格しかもプラスαの機能でどう差別化するのか?といった製品郡に注目だ。またここに来て乱立する各社のコーデックをどう効率的に取り扱うか?というソリューションにも期待したい。カラーグレーディング等の業務用への浸透によって、再度NLEやプラグインソフトの進化にも注目だ。







一言で言えばラスベガスで開催されている限り「大人の遊園地」以外何者でもないだろう。特に今回が初NABの方は思いっきり興奮して欲しいと思う。昨年は自分が初NABだったので良く分かるがとにかく会場がデカい。どんなに目標持って行っても初日は間違い無く自分のいる位置を見失うのは必至。そのためには先ず、iPhoneアプリでNAB2012会場MAPが在るのでそれをダウンロードするのが手っ取り早い。GPSが会場内の地図と連動して居るのでまず手っ取り早く、SONYとPanasonicの2大ブースを見つける事だ。其れによって自分の位置の把握が解りやすくなる。



兎に角初日は大メーカーを見よう!二日目は自分の興味あるジャンルの筋を探しそこを中心にウロウロする。所謂ガジェット長屋通りと言ったところか?そこで面白い物を見つけた時にする行動は一つ、Fab5に報告して欲しい、ネタにするのでw 勿論、日本企業も二日目に出来るだけ回ることをお勧めする。最終日は午前が勝負。何故なら午後には各ブースが撤収作業に入ってしまうからだ。そこでもう一度長屋通りを見てみよう。非公式にボロ市が始まってる可能性がある。あり得ないガジェットが$100位で放出して居る時が在るので、NAB土産には丁度良いはずだ!!



そうそう、忘れちゃいけない事は空気がかなり乾燥して居るので、水とのど飴を携帯した方が良いかもしれない。












猪蔵
(PRONEWS編集長)


@inozo




なぜ 荒涼とした砂漠の地に我々は一堂に会するのか?



先達の言葉「体験に勝るものなし」と。やはり自分の肉体を駆使して、目で見て、その場の空気を感じる事以上に勝るものはないのです。さて今年のNAB2012の見所は、4Kです。きっとここに並ぶFab5!も同意見なはず...。ぶれる事なくテーマも一貫しています。今年は久々にお祭り騒ぎになる予感です。ここ数年皆無だった各社が行うパーティーの開催数からも窺い知れます。もし現地にて参加している人がいたら、NABのもうひとつの作法として、展示会の夜の顔であるパーティーにも足を運ぶのもありです。会期中事務局主催のオフィシャルパーティーもいくつか開催されます。あのメーカーの人がフランクに秘密を漏らしてしまう...なんて事があるかもしれません。そこから光明が見つけ出せるかもしれません。オアシスは探せばすぐそこにあるはずです。












江夏由洋

@yosh_enatsu




一昔のNABですと、「普通の人は手にすることはできない」機材が満載でした。つまり放送局で働く人や、映画やCMの撮影現場に携わる特権階級の人々が使う機材がトレンドを作っている時代だったんですね。



ところが、ここ最近DSLRなどのカメラが市場の主流になるのと時期をシンクロして、NABの多くの展示機材が「僕らも使える・買える」ものになってきています。今回の目玉の一つであるEOS 5D MK3などは、学生でもすでに買っている人がいますからね!僕はNABを「機材好きのディズニーランド」と考えています。それは、誰でも楽しめるワンダーランドだからです。是非とも自分たちの目線で、一番楽しいサンダーマウンテンを見つけてください。






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PRONEWSの現地特派員5名+αが、各分野を分担、担当し、テキスト、映像、画像を駆使してレポート。今年のNAB showはこの5人+αが盛り上げます!会期中の更新をお楽しみに!

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