横浜F・マリノスは23日、ブラジル3部サンタクルスFCに所属するDFドゥトラ(38)を獲得したことを発表した。

 ドゥトラは2001年〜2006年の間、横浜F・マリノスでプレーし、2003年のJリーグ年間完全優勝を達成するなどチームの優勝に貢献した。2006年シーズンの終了後、横浜F・マリノスは契約更新をせず、ドゥトラはブラジルに帰国して選手生活を続けていた。

 ドゥトラは、今年1月に行われた、盟友、松田直樹の追悼試合、松田直樹メモリアルゲームに参加するため、約5年ぶりに日本に来日し、この試合に出場した。試合でドゥトラは攻守に渡って活躍し、かつての面影を知るサポーターに、黄金時代のマリノスを思い出させた。

 マリノスは、2012シーズンは開幕2戦とも勝ち星が無くスタートダッシュに失敗したが、黄金時代を築いたドゥトラの復帰によって、再び強いマリノスが蘇るのか。今後のドゥトラの活躍にも期待が集まる。

■ドゥトラのコメント ※横浜F・マリノス公式HPより
「いつまでも変わらぬ声援を送り続けてくれている温かいファン・サポーターとともに、F・マリノスでプレー出来る喜びを感じています。しばらくタイトルから遠ざかっていますが、自分のプレーで少しでもタイトルに近づけるように、チームに貢献したいと思いますので、応援よろしくお願いします。」