AeLL.の映画『スカイライン-征服-』ぶっちゃけトーク』(撮影:野原誠治)
 ムービーエンターの今年行った俳優・女優の取材を一挙に紹介する「2011年インタビューまとめ」。前回の第2弾では、吉高由里子や瑛太など旬なタレントのコメントを紹介した。今回は、5、6月のインタビュー。大宅映子の過激な発言やアイドルグループAeLL.の“ある意味過激”な発言などバラエティ盛りだくさんである。

■大宅映子/『RED/レッド』
 劇場公開時は、若者に負けない“危険なオヤジ”として田原総一朗に感想を聞いた。DVD発売時には、元MI6の女スパイのヴィクトリア役として活躍するヘレン・ミレンに負けない女傑として、大宅映子に話を聞いてみた。インタビューの時に「日本は上を総取替えしないとダメ!」と過激な発言をしていたが、今はあの時の内閣が残っておらず、本当に現実となってしまった。
インタビュー:大宅映子「日本は上を総取替えしないとダメ」(5月13日)

■忽那汐里/『マイ・バック・ページ』
 政治に物申すと言えば学生運動をテーマにしたこんな作品もあった。忽那は「週刊東都」という週刊誌の表紙に毎回起用されているモデル・倉田眞子役を演じた。劇中で彼女が演じる倉田は、その見た目や年齢と相反して、主人公たちの重要な転換となる言葉を残していく。インタビューでもその役さながらに落ち着いた雰囲気で応対。見た目とは裏腹に大人な雰囲気に包まれた女性だった。
忽那汐里「男性の涙というのは、とても特別なもの」(5月23日)

 

■immi、関 和亮/『トロン:レガシー』
 美しいCGビジュアルやエレクトロ・ミュージック界のトップアーティスト、ダフト・パンクが映画音楽を手掛けたことでも話題となった同作。映像と音を生業としている人はこの作品をどう感じたのか。エレクロニック系シンガーソングライター・immiと映像作家・関 和亮に話を聞いてみた。物語についての感想以外にも、専門家目線のコメントも飛び出した。
immi「映像の世界観と音楽が完全に一致」(5月23日)
関 和亮「まるで登場人物が窓の奥にいるような臨場感」(6月3日)

■加藤夏希/『パラダイス・キス』
 ファッション誌『Zipper』に連載された原作漫画を映像化した映画『パラダイス・キス』に出演した加藤夏希。モデルとして凛とした美しさを持ちながら“特撮好き”“部活動主催”など一風変わった趣味を持つ。今回のインタビューでも「悩んでしまう人は存分に悩め!」という姉御肌な発言や「若いグループとちょっと上のグループで、私は上の方にいた」という自虐的な発言など面白トークが満載だった。
加藤夏希「“いい男”が“いい男”役をやっている」(5月30日)


■AeLL./『スカイライン-征服-』
 最後は、 人気グラビアアイドルの篠崎愛を中心に結成されたアイドルユニット「AeLL.(エール)」による、映画『スカイライン-征服-』座談会。奇抜な物語展開と衝撃的なラストで賛否両論を巻き起こしたこの作品をメッタ斬り。一番最初に飛び出した感想は「よくわからない」。配給会社が怒り出さないかドキドキした取材だった。ディレクターの悪ノリによる怪しい「人類吸引ゲーム」の映像も楽しんで欲しい。
アイドル「AeLL.」が映画『スカイライン-征服-』をメッタ斬り!怪しい“吸引”ゲームの結果は?(6月17日)

 次回は、夏真っ盛りの7、8月にインタビューした記事をまとめてご紹介。今年、話題をさらった「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」という掛け声のあの人たちも登場だ。

【バックナンバー】
制服姿の大政絢やナルニアの王子などにも直撃<2011年インタビューまとめ vol.1>
吉高由里子「ムカつく発言があったとしても、すごくカワイイ」<2011年インタビューまとめ vol.2>

【関連特集】
インタビュー・レポート一覧
2011年下半期編集部的アワード
2011年上半期編集部的アワード