ザッケローニ「宇佐美にはとても期待しているが成長は彼次第」/記者会見Part3

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 1日に行われたキリンカップで日本代表はペルー代表と対戦したが、0−0のスコアレスドローに終わった。アルベルト・ザッケローニ監督が就任して以降の無敗記録を13試合とし、歴代最長としたが、試合では終始自分たちのペースを作れず。劣勢のまま、90分が過ぎることになった。
 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、試合後の記者会見で以下のように語っている。
「このシステムを機能するようにしていきたいと考えているので、代表に呼ぶメンバーはこのシステムで機能する選手を選考している」
「基本的には5バック気味になってしまうケースは良くないと感じている。押し込まれたとき、練習が少ないところはその理由かと思う。FWを下げるという考えもあるが、私としてはそうはしたくない」
「関口訓充選手の出来については良かったと思う。チームに貢献したと思う。岡崎慎司選手と代えた理由は、右サイドに西選手と関口選手というほぼデビューに近い2人が並んでしまったので、ベテランと言える岡崎に代えた」
「(宇佐美貴史については)手元に置いて、彼と直接対話をしてみたかったから。繰り返しますが、彼は五輪代表の選手。彼にはとても期待しているが、伸びるかどうかは彼次第でもあります」
「他のシステムと同じで長所と短所がある。絶対的なシステムは存在しない。バルサはあのシステムを最大限に活用しているが、バルサにしても最初からうまくいったわけではないし、我々もこれからだと思う。3バックについても強いこだわりというわけではなく、オプションとして使えればと考えて試している。日本サッカーはサイドアタッカーを多く輩出している印象がありますし」