日本と韓国がともに領有権を主張する竹島(韓国名:独島)をめぐり、韓国の酒造メーカーがこのほど、「独島は韓国領土」という名の焼酎を発売した。焼酎「独島は韓国領土」は、韓国のプサンなど一部都市において、300万本限定で発売されるという。17日、環球網が報じた。

 焼酎「独島は韓国領土」は、韓国のソ・ギョントク誠信女子大学客員教授が製作したポスターを商標に採用した。当ポスターは、ソ・ギョントク客員教授が米紙「ニューヨーク・タイムズ」に広告として掲載したものと同じで、掲載時には韓国で大きな話題となった。

 酒造メーカーは、焼酎に「独島は韓国領土」という名前を採用した理由について、「多くの韓国国民に独島の重要性を認識してもらい、独島の領有権をともに守るため」と語った。

 ソ・ギョントク客員教授は、これまでもニューヨークのタイムズスクエアで竹島の領有権を主張する映像広告を放映したほか、南太平洋サモアの日刊紙サモア・ニュースに広告を掲載するなど、韓国広報専門家と広く活動している。(編集担当:畠山栄)



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