栗山千明
 クエンティン・タランティーノ監督「キル・ビル Vol.1」出演でその名を世界に轟かせ、現在も数多くの映画・ドラマ・CMと活躍する栗山千明。今年2月には歌手・CHiAKi KURiYAMAとして世界デビューを果たした彼女が、11月17日に新曲「可能性ガール」を発売することが決定した。

 新曲「可能性ガール」は、10月よりテレビ東京系アニメ「『銀魂』〜よりぬき銀魂さん〜」のオープニングテーマ曲にも決定。作曲・プロデュースは、「キル・ビル Vol.1」にテーマ曲にも起用された布袋寅泰が担当し、日本を代表するロックギタリストと栗山千明の競演に目が離せない。

 奇才クエンティン・タランテーノが監督し、2003年に公開された映画「キル・ビル Vol.1」。全世界に衝撃を与えたこの映画で、世界的に注目された2人の日本人が、女子高生の制服姿で凶器を振り回す殺し屋“GOGO夕張”を演じた女優・栗山千明と、この映画のテーマ曲「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY(新・仁義なき戦い)」を提供した日本が誇るギタリスト・布袋寅泰だ。

 そして7年の歳月が経ち、2010年、好きなアーティストのライブに出かけたり、カラオケで歌うのも大好きだという栗山千明はその活動の幅を「音楽」のフィールドにも広げ、今年2月に『機動戦士ガンダムUC』主題歌「流星のナミダ」で歌手としていきなり世界デビュー。オリコン・デイリーランキングではトップ10入りし、香港有力ラジオ局で1位を獲得するという快挙を果たした。

 もともとロックが大好きな栗山は、最近ギターを購入し、家で練習したり好きな曲に合わせて弾いて楽しんでいる内に、自分もかっこいいギターロックの曲を歌いたいという思いが強くなり、日本を代表するギタリストである布袋寅泰に楽曲とプロデュースを依頼。布袋も快諾し、今度は音楽の舞台で7年ぶりの再会が実現した。

 「可能性ガール」は、布袋寅泰がプロデュース・作曲・編曲を手掛け、作詞にはロック界で注目されるいしわたり淳治を迎えた新曲。布袋節炸裂の切れ味抜群のギターサウンドとクールなトラックに、栗山千明のキュートで力強い歌が聴きごたえ抜群の1曲となっている。11月17日のCD発売に先駆けて、10月20日からは、同曲の着うた先行配信が開始となる。

栗山千明コメント
いつか自分が好きなロックを歌ってみたいという願望があったので、とても嬉しいです。布袋さんとはキル・ビル以来7年越しに一緒にお仕事させて頂きましたが、当時あまりお話する機会がなかったので、改めてお会いする事に緊張していました。でも布袋さんにキルビルなどの会話でリラックスさせてもらいながら良い緊張感の中でレコーディングできたと思います。布袋さんの印象的で迫力のあるギターサウンドが気持ち良くレコーディングも楽しく出来ました。より多くの方にノリノリで聴いて頂きたいです。あと、是非クエンティン(タランティーノ)にも聴いてもらいたいです。きっと、COOL!(彼の口癖)と言ってくれると思います。

布袋寅泰コメント
「KILL BILL」で間接的ながらも共演したつもりでいたので、彼女からのオファーは「やっと来たか!」という気持ちで喜んでお受けした。ポップで弾けたロック・チューンがきっと似合うと思っていたし、いしわたり君のキラキラとした歌詞が彼女のシンガーとしての可能性を引き出してくれたと思う。なによりも彼女自身に歌うことの楽しさを感じてほしかった。この曲がシンガー栗山千明にとって新たなスタートとなり、たくさんの皆さんに口ずさんでもらえることを願っています。彼女は「可能性ガール」です。

銀魂〜よりぬき銀魂さん〜(テレビ東京系毎週月曜18時より放送)
「銀魂」〜よりぬき銀魂さん〜は、2006年4月〜2010年3月にわたって放送されていたテレビ東京系人気アニメ「銀魂」(『週刊少年ジャンプ』連載中)から好評を博したエピソードを放送する特選番組。「銀魂」はSF時代劇の体裁をとった人情コメディ作品で、放送開始以来人気を集めており、今年4月には劇場版も公開されている。またその音楽も注目されており、「銀魂」をきっかけにブレイクしたアーティストも多い。

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