レディー・ガガ コンサートを一時停止
(みんな仲良くね!)

「ザ・モンスター・ボール・ツアー」を敢行中のレディー・ガガ。ところが先日行われたコンサートの最中に、パフォーマンスを一時中断するというハプニングが発生した。ワシントンのベライゾン・センターで開かれた彼女のコンサート。そこには多くの観客がつめかけた。ところがその中に「モンスター」が交じっていたらしい。会場にいたファンが、パフォーマンスの途中にケンカを始めてしまったのである。

「音楽をストップして。」

それはガガが「モンスター」を歌っている最中のことだった。突然、彼女は、音楽を止めるよう静かに指示を出した。同時に照明がおとされ、ステージのバックダンサーたちも動きを止める。一瞬静まりかえるコンサート会場。会場にいた多くのファンも、一瞬戸惑ったに違いない。これもパフォーマンスの一部なのだろうか?

実はこのとき、会場の最前列にいたファンの一部がケンカを始め、殴り合っていたのである。彼女は、ステージの上から彼らにケンカを止めるよう呼びかけた。

「ケンカは止めて。ここは殴り合うところではないわ。」

ガガは、穏やかな声で殴り合っていたファンを諭す。ファン思いなことでも知られるレディー・ガガ。彼女は、ケンカをしていたファンに怪我はしていないか、気遣う言葉も投げかけた。彼女の穏やかな声は、まるでトラブルがトラブルであることを感じさせない。まるで、それ自体をパフォーマンスの一部のようにも見せてしまうのである。

この彼女の鮮やかな機転のおかげで、事態は収拾。これには、ファンも大きな感銘を受けたようだ。

「私ってセクシー?」

このように彼女は会場のファンに呼びかけた。そして何事もなかったかのように、パフォーマンスを再開。これには、惜しみない賞賛と歓喜の声が、コンサート会場のいたるところから贈られたのである。

ファンのトラブルさえ、ショーの一部に変えてしまうレディー・ガガ。これこそ彼女を一流のスターたらしめている所以なのだろう。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)

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