吸うコーヒー00
美味しさを味わうには味覚だけでなく、鼻を使って香りを楽しむことも重要です。

香りが良いと深く吸い込みたくなりますが、そんな欲求を少しでも満たそうと、なんとチョコレートやコーヒーを吸って楽しむと言うユニークな代物がありました。

吸うコーヒー01
「Le Whiff」というパイプなのですが、カロリーを気にせずともチョコレートを味わえるとか、一杯飲まなくてもコーヒーの目覚めがあると言った、うたい文句で売り出しているようです。

製品を出したところはハーバード大学のデイヴィッド・エドワーズ教授が投資するアート・サイエンス研究所で、イギリス、フランス、そして日本でも売り出されるようです。

吸うコーヒー02
形は口紅やリップスティックのようで、小さなミストのようなパウダーが噴霧されると言う仕組み。チョコレートのほうは2009年に発売されており、このたびコーヒーが新たに加わりました。

この噴霧されるコーヒーのパウダーには、エスプレッソ程度のカフェインが入っているため、コーヒーが飲めない場合でもカフェインの効果があるそうです。

噴霧できるほど小さい分子でありながら、肺に入れるには大き過ぎるように分子構成がデザインされていると言うから、たかが匂いといっても侮れません。

現在、チョコレート味、ラズベリー・チョコレート味、ミント・チョコレート味、コーヒー味の4つを出しており、ここからさらに多くのフレーバーを作り、吸える食品と言うものを発展していく予定だそうです。

なかなか面白いアイデアですし、確かにカロリーも増えないと思うものの、でも…。

…お腹は膨れませんよね。

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