スペイン最大のスポーツ紙マルカのWebサイト、Marca.comは来シーズンR・マドリーに欲しい選手のアンケートをサポーターに実施した。アンケートの結果、R・マドリーサポーターがチームに欲しがる選手は、C・ロナウド、イニエスタ、ビジャであることが明らかになった。

 このアンケートはスペイン国内選手と外国籍選手に分けて行われ、まずスペイン国内選手では、イニエスタが29%の票を獲得。続いてビジャが25%、セスク17%、シャビ・アロンソ15%という結果となった。

 外国籍選手だとC・ロナウドが38%と断トツ。続いてカカが18%、メッシ12%、リベリー11%となった。これで、上位3選手はC・ロナウド、イニエスタ、ビジャ。次期会長候補フロレンティーノ・ペレス氏はサポーターの期待に沿う選手獲得を迫られることからこの3選手獲得は目標ともなる。

 Marca.comはこの投票結果を受けて、まずセスクがシャビ・アロンソを超える票を獲得したことを指摘。カルデロン元会長が選挙戦で約束していたのがセスク獲得だけにフロレンティーノ・ペレス氏にはプレッシャーとなる。また、メッシには12%の票しか集まらなかったことからR・マドリーサポーターはすでにメッシ獲得を諦めているとしている。

 この結果から来シーズン、フロレンティーノ・ペレス会長はC・ロナウド獲得は必須とも言えそうだ。さらにFWで唯一多くの票を獲得したのが国内、外国籍選手合わせてもビジャだったということはバルサとのビジャ獲得争奪戦が繰り広げられる可能性が高い。シーズン終盤に向け、各選手の活躍、怪我の状況などはチェックしておいた方がよいだろう。

(スペイン通信)