スコットランドのスカイ島の観光名物にもなっている、通称 “レパード・マン” ことトム・レパードさん。野原を裸で駆けめぐり、ヒョウのように生きて来た彼も73歳、様々な不都合からついにその暮らしを断念、街での生活に戻ることになった。


耳と足の指の股以外のほぼ全身99%に、約100万円を投じてヒョウの刺青を入れてもらったトムさん、実はロンドン出身で特殊部隊の軍人をしていた、サバイバルの世界のツワモノである。ニュージーランドのラッキー・ダイアモンド・リッチさんに破られるまで、全身刺青の記録保持者でもあった。

ここ20年間、崩れかけた石積みの小屋にひっそりと暮らし、電気も引かず自然のままに暮らしてきたが、川の魚だけ食べているわけには行かず、カヌーをこいで毎週5キロほどの距離をカイルアキンの街に買い物に出かけていた。

しかし73歳になったトムさんに、それは徐々にしんどくなってきていた。「私はこの隠遁生活が大変気に入っています。でも、年を取りすぎました。週一回の買出しが苦痛になってきたんです。」と彼は正直な心境を告白した。




また、ヒョウを目指すあまり、他を抜いてわざと残した上下の犬歯であったが、かみ合わせを失ったために、年月とともに自然に伸びすぎてしまったことも不都合が出てきているという。

そして「一度、大きな災害の際にその波にさらわれたこともあります。6週間前、私の友人がボートに乗って連れ出しに来てくれた時、もう街に行かなくてはと感じました。今私が欲しいものは、平和と静かでリラックスできる暮らしです。」と心はすでに前向きのようである。

YouTubeに2006年にアップされた“レパード・マン”の動画は、葉も落ちた木々の間を裸足で駆け巡り、川の水にドボンとつかるという、見ている方がくしゃみが出そうな暮らしぶりであった。また、街では友人らに囲まれてビールを楽しむ姿も見られる。3分ほどなので、是非こちらもどうぞ。

★ 最近人気の海外仰天ニュース ★

南アフリカに134歳の女性が生存?孫は29人、ひ孫は59人!
豪発、巨大蜘蛛が大きな鳥にガブリ!
米国発、56歳おばあちゃんが代理母!三つ子の孫を無事出産。
中国発、とても珍しい“犬猿の仲”良し写真!
米国発、ゴキブリを口に入れるコンテスト。11匹入れて見事優勝!