ACミランのブラジル代表MFカカ(26)は5月、ブラジル代表のチームドクターであるルンコ医師の執刀で左膝半月板の手術を受けた。しかし、未だ復帰の目処が立たないカカのコンディションにACミランのチームドクターであるメールセマン医師は、手術が無意味であったと指摘した。

 メールセマン医師は「カカは昨季終了まではプレーできる状態だった。しかし、ブラジルサッカー連盟はカカの手術の必要性をアピールし、手術は行われた。彼らの行為が軽率だったと責めるつもりはないが、手術自体がカカの復帰が遅れる最大の原因となっているのは事実だ」と話した。