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第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドが、2009年3月5日の東京ドームを皮切りに、各地で幕を開けることが24日メジャーリーグ事務局より発表された。

WBCを主管するメジャーリーグ事務局は24日、16カ国4組で行われる第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)地域予選の日程と会場について発表した。

第1次ラウンドの開催日・会場の予定は次のようになった。
A組:開催日3月5日-9日、会場 東京ドーム (韓国、日本、台湾、中国)
B組:開催日3月8日-12日、会場フォロ・ソル・スタジアム<メキシコシティ>(オーストラリア、キューバ、メキシコ、南アフリカ共和国 )
C組:開催日3月8日-12日、会場ロジャース・センター<カナダ・トロント>(カナダ、イタリア、アメリカ、ベネズエラ)
D組:開催日3月7日-11日、会場ヒラム・ビソーン・スタジアム<プエルトリコ・サンファン>(ドミニカ共和国、オランダ、パナマ、プエルトリコ)

第1回の優勝は日本だったことはいうまでもない。審判ボブ・デービッドソンの疑惑の判定ぶりも今となれば懐かしささえ感じる。日本代表川崎宗則の「神の手」スライディング、韓国との3度の対戦と日本中が燃えた記憶が蘇る。

再びあの感動が味わえることを期待したい第2回WBCだが、試合の組み合わせ方式が変わる。
・第1・2ラウンドは敗者復活方式を採用
(同カードが2試合実現する可能性がある。第2ラウンドで同組の日本と韓国が決勝までいけば最大5度も対戦することも起こる。得失点差などが考慮されることは無くなった。)
・準決勝では第2ラウンドの1位と2位がたすきがけで対戦
(第2ラウンドで対戦した相手と準決勝で対戦することは無くなった)

という組み合わせ方式になる。

また、第2ラウンドで対戦する可能性のあるA組に日本と韓国、B組にキューバと3強が入った反面、米国、ベネズエラなどのC組には前回4強が不在になった。

連覇をめざす日本は、8月の北京五輪終了後にも代表監督を選ぶことになりそうだ。前回メジャー組はイチロー、大塚だけだったが日本人メジャーリーガーが20人近くになる今回は大幅に増えそうである。