「『我々ASローマが絶好調で、ラツィオが不調だ』と報道されている。しかし、そう言われることでラツィオがダービーに向けて益々モチベーションを上げていると、我々の選手には理解して欲しい」とASローマのルチャーノ・スパレッティ監督が30日、翌日に控えた迫ったセリエA第10節ラツィオとの“ローマ・ダービー”について語り始めた。スパレッティ監督は続けて「ダービーで勝利を収めれば、全ての問題が解決される。だからダービーは意外にもコンディションが悪いチームの方が有利である」とコメント。ASローマが有利という世論を覆した。

また負傷の為、主将フランチェスコ・トッティがダービーを欠場することについてスパレッティ監督は「出来るだけ早い復帰を望んでいるが、トッティがいなくても戦うことの出来るチームでなければならない。また、ダービーは特殊な試合なので、誰が欠場したとしても影響はない」と語っている。