恋人が死んでしまう……、そんなことは、夢でも見たくないものです。でも、もしそんな夢を見てしまったら「これって正夢? ムシの知らせなのかしら……」と不安で不安でいられなくなってしまうもの。夢で見たことがそのまま現実で起こってしまう予知夢ではないかと疑いたくなってしまいます。では、「死」の夢が意味するものは、いったい何なのでしょう? 夢占い関連の著書を多数発行している秋月さやか先生に聞いてみました。

■死の夢が意味することとは?
「夢の世界はしばしば現実と逆さまです。現実で眠ることは夢の世界での目覚めですし、夢の世界での眠り(終了)は現実の世界での目覚めとなります。死も同様です。現実の世界での死は、別な世界(あの世)での誕生です。

現実の世界での誕生は、ある意味、(輪廻転生があるとすれば)、前世への決別ということになるからです。そのため、死の夢は逆夢、と古くから言われてきました。つまり、死の夢が、現実の死を意味することはありません。死は、まさに死と再生、終了と新たな開始というメッセージを含んでいます」とのこと。

では、具体的な夢を例に見ていきましょう。まずは、恋人に関わる夢です。

●CASE.1 恋人に殺される夢を見ました。これって別れたいってこと?
「別れたい」の反対。つまり絶対に別れたくない、ほかの人に渡したくないということです。殺してしまうというのは、相手の生死を支配することですね。恋愛小説とかでもあるでしょう? 嫉妬のあまり、ほかの相手に渡したくないばかりに、相手を殺害してしまうという話。といっても、実際に恋人がそんなことをするという予知夢ではありませんから安心してください。夢というのは、物事を大げさにデフォルメして描かれることがあるのです。

「自分だけのものにしたい!!」というぐらい愛されている証拠でしょうか?

●CASE.2 恋人のお葬式の夢なんです。私、夢の中で黒い喪服を着ていました。これって予知夢?
おめでとうございます。あなたはその恋人と結婚します。考えてみてください。結婚って何でしょう? 教会式での誓いの言葉、聞いたことあるかと思いますが、「死が二人を分かつまで」共に暮らすのが結婚です。そう、離婚しない限り、結婚とは、どちらかが相手の死を看取るということなのです。それにこれは逆夢ですから、ここでの喪服はウエディングドレスを意味しています。夢の中のお葬式は盛大でしたか? だとしたら、おふたりの結婚式もきっと豪華なものになります。どうかお幸せに!

盛大なお葬式が、盛大な結婚式!? 夢の意味することは、まだまだ知らないことだらけのようですね。次回は、親の死・自分が殺される夢が教えてくれるメッセージについてお届けいたします。

協力:秋月 さやか
占術研究家。占星術関連の執筆の他、夢占い関連の著書多数。細密夢占い事典(学研エルブックス、青春出版文庫)は20万部を越える売り上げ。最近の研究テーマは催眠による夢のコントロールと、退行催眠による過去世の記憶。近々、夢占いの3冊目の単行本発売予定。『livedoorフォーチュン』や『占い@Nifty』など、各種占いサイトに占いコンテンツを提供中。
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