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6.5ℓ自然吸気V12のスペック判明

アストン マーティン・ヴァルキリーの最高出力が、1000bhp(1013ps)であることが公式発表された。

ハイブリッド・パワートレインを積むハイパーカー「ヴァルキリー」は、6.5ℓ V12自然吸気ガソリン・ユニットの開発をコスワースが担当。

・最高出力(エンジン):1013ps/10500rpm
・最大トルク(エンジン):75.5kg-m/7000rpm
・エンジン最高回転数:11100rpm

AUTOCARは、コスワースの開発施設を訪問し、V12ユニットの耐久試験の様子を目にすることができた。ダイナモメーターでシルバーストンの周回シミュレーションを幾度となく続けているようだ。

コスワースは、公道向けヴァルキリーの限定台数にあわせ150基のみエンジンを製造する。さらに、台数は明らかになっていないものの、サーキット向けのAMRプロ仕様のために複数台のユニットを組み上げる見込みだ。

コスワースのマネージング・ディレクターである、ブルース・ウッドによるとプロトタイプの第1号車が製作される以前に最高出力は決定されたという。エンジンはレーシングカーのようにヴァルキリーのタブに剛結され、ギアボックスとリア・サスペンションが直接取り付けられるという。