市内チェックインサービスの対象航空会社拡大を記念するイベントの様子=桃園国際空港提供

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(台北 15日 中央社)台北市と桃園国際空港を結ぶ桃園メトロ(MRT)空港線台北駅で提供される市内チェックインサービスの対象航空会社に、キャセイパシフィック航空など一部の海外航空会社が15日から加わった。これにより毎年の利用者数は2万人以上増加すると予想されている。

市内チェックインは、街中にいながら事前に搭乗手続きが行えるサービス。空港線台北駅では、出発日当日の午前6時から出発の3時間前まで搭乗手続きや手荷物の預け入れが可能。これまではチャイナエアライン(中華航空)やエバー(長栄)航空など台湾の航空会社のみがサービスを提供していた。

新たにサービスを開始したのは、キャセイパシフィック航空のほか、キャセイドラゴン航空、エアアジアグループの一部(エアアジアX、エアアジア・マレーシア、エアアジア・フィリピン)。将来的にはエアアジア・ジャパン、エアアジア・タイも加わるという。

桃園メトロによると、市内チェックイン利用者数は昨年3月の正式開業から今年10月までで30万人近くに上り、毎日平均で約500人、440件の荷物を扱っているという。

(汪淑芬/編集:名切千絵)