Googleカレンダーを単なる予定表にしない! 1歩進んだクリエイティブにアイデアを具現化するツールとしての活用法

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日常のスケジュール管理をスマホやパソコンで「Googleカレンダー」に集約して行っているという方は多いことだろう。

個人のスケジュール管理はもちろん、グループウェアとして社内で情報を共有化したり、チームメンバーのスケジュールを把握したりする際にも重宝する。
同様のサービスは多数あるが、使い勝手の良さで定評あるGoogleカレンダーを選択するケースは多い。

昨年10月、「Googleカレンダー」のデザインが変更となり、今年2月末に全ユーザーが新デザインへと移行された。

移行から半年以上経つが、右のサイドパネルに、メモ「Google Keep」とタスク管理「Google ToDo」の両サービスがとても見やすく表示でき、スケジュールと連携させて活用できるようになったことを喜んだ方は少なくないだろう。
これまでスマホのアプリでこれらのサービスを使用してきた方には、デスクのPCで閲覧と編集ができるメリットは大きい。


●Google Keepに思いつきや気がかりごとをメモとして放り込む
「Google Keep」は、メモの作成と管理をするアプリおよびウェブサービスである。
非常に軽快に動作し、簡単なメモを取ったり、あとで読みたいウェブサイトのURLを残しておいたり、画像メモや音声メモもできる。

ぱっと思いついたアイデアや、気になった情報を「Google Keep」に保存すれば、メモの検索も可能だし、「仕事」「美味しいお店」などラベル付けをして管理することもできる。
こうしてメモ情報を集約することが習慣づくころには、「Google Keep」はアイデアや情報の保存場所、アイデアの書庫、宝の山となる。


Google Keep(スマホアプリ画面)


もちろん「今日の仕事帰りに牛乳とティッシュペーパーを買って帰る」といった、日常生活での買い物メモにも使える。「Google Keep」にはリマインド機能もあるからだ。
・日時の指定
・自宅の最寄駅に着いたら
といった時間や位置情報に応じてリマインド通知することもできる。


Google Keepは直感的にメモができる



●Google ToDoでタスク化し、スケジュールに入れ込む
たまったアイデアから具体的な企画を生み出すこともできる。
さらに企画やプロダクトのタスク管理も、「Google ToDo」で管理できる。

「Google ToDo」は、以前より「Google Tasks」として、「Googleカレ ンダー」内などに表示し、管理をすることができたが、今年4月に名前を変えてアプリ版がリリースされたことで、よりスマホとパソコンの連携がスムーズになっている。

こちらも操作は実にシンプルだ。
・パソコン、またはスマホからやるべきことをリスト形式で追加する
・」完了したタスクは左の丸いチェックボックスをクリックすると消える。
といったように、手軽に利用できる。


Google ToDo(スマホアプリ画面)


タスク入力時には、完了すべき期限を設定しておくと、より便利に使える。
方法は、以下のようにする。
タスク入力時に「期限を追加」をクリックし締切を設けると、「Googleカレンダー」にも反映される。


タスクに締切を設定する



「Googleカレンダー」タスクの締切が反映される



「Googleカレンダー」を単なるスケジュールの表示や管理だけに限定して使うのは、実にもったいない。

連携サービスも活用すれば、
・アイデア出しと集約は「Google Keep」で、
・明確になったやるべきことは「Google ToDo」でリスト化
・タスクと予定は、Googleカレンダーに落とし込む
このように複数のサービスを連携させるyことで、「Googleカレンダー」はクリエイティブにアイデアを具現化するツールとなるのだ。