学生の窓口編集部

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そもそも授業に出てくる教科書とは

そもそも授業に出てくる教科書というものは、授業の担当教授が書いたものが大半です。それを学生が買うことで、印税を得ています。ですが、そういう本は専門的過ぎて難しい、または、活字ばかりでわかりにくいというパターンがほとんどです。

そのため、授業に出てきた本の中でも、授業を担当している教授が書いた本ではなく第三者が書いたもののほうがおもしろいことが多いです。

教科書のどこがおもしろいのか

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自分が執筆した本を買ってもらい、副業的収入を必要としている場合ではないときに教授が使う教科書は、教授が「真剣におすすめしたい本」ということが多いです。ゆえに、わかりやすく図表や事例が詳しく書かれている場合も。

また、実際例の中には、かなり有名企業の事例が書かれていることも多々あり、過去の事案なども知ることができます。 

実際にどんな本があるか

では実際どんな本があるかを、授業とともに紹介したいと思います。

・『事業創造のロジック ダントツのビジネスを発想する』根本竜之先生
(日本大学の経営学2・宇田理先生の授業にて使用)

この本では、経営のロジックを学びつつ、実際の企業を取り上げて実用例としています。この本のいいところは、自分が知らない企業でも、調べてみるとたいてい大企業またはその業界ではよく知られている企業であったりするので、業界研究の第一歩になります。

・『1からの消費者行動論』松井剛先生、西川英彦先生
(日本大学の消費者講堂論・井上ゆみ先生の授業にて使用)

こちらはどちらかと言うと、仮想の家族を登場させ、実際に起きうる出来事をその家族に当てはめていく形で紹介されていきます。この家族は4人家族であり、趣味年齢が多様であるためさまざまな状況に当てはめることができ、非常にわかりやすいです。

最後に

本は、人によって好みが変わるもの。今回紹介させていただいたものは、あくまでも私個人が選んだものです。なので、せめて自分で「この授業おもしろかったなぁ」という授業で紹介された本ぐらいは、復習ついでに一度目を通してみてはいかがでしょうか?

 文・てらー