「ニシコリという存在を失った」 錦織、ブリスベン国際欠場に地元メディア嘆き
右手首負傷で来季開幕戦を回避、地元の豪メディア落胆「日本のスター欠場」
男子テニスの世界ランク22位・錦織圭(日清食品)は31日に開幕するブリスベン国際を欠場することが決定。地元のオーストラリアメディアは「ブリスベン国際はニシコリという存在を失った」と不在を嘆いている。
「日本人スター、ケイ・ニシコリは故障の理由でブリスベン国際を欠場」と特集したのは、オーストラリア地元紙「クーリエ・メール」だ。
昨年8月に右手首を故障した錦織はベルギーなどでリハビリを進め、昨年に準優勝したブリスベン国際で復帰を果たす予定だった。しかし、錦織は大会公式ツイッターで欠場の声明を発表した。
「今年のブリスベン国際に出られずに本当に落胆しています。ここ数年の間、自分にとってはシーズン開幕戦でホームのように感じていました。将来またブリスベンに戻ってこれることを本当に心待ちにしています」
この欠場発表を受け、記事では「ブリスベン国際は第5シードと予想されたケイ・ニシコリという存在を失うことになった。金曜日に日本のスターは欠場が決まった」と不在を嘆いている。
一方、大会組織委員会は世界ランク1位ラファエル・ナダル(スペイン)に加え、故障から復帰となるアンディ・マレー(英国)という「BIG4」の2人はそろい踏みとなる予定と発表している。
豪メディアも惜しんだ「NISHIKORI」の不在。それだけ、復活を目指している27歳の存在は大きかったようだ。(THE ANSWER編集部)