【J1採点&寸評】札幌 0-2 横浜|齋藤学の突破力、中澤佑二の老練さが際立つ。札幌はエースの退場が響く
34 ミロシュ・デゲネク 6
一発のキックで裏を取られる場面が幾度もあるなど、安定感を欠いていた。だが、肝心な場面でやられなかったところは評価できる。
24 山中亮輔 6
対峙したマセードに良質なクロスを上げさせなかっただけでなく、攻撃時には巧みにドリブルで相手を剥がすなど、上々な出来。
MF
5 喜田拓也 6
この日はバランサーに徹していた印象。無理なプレー選択はせず、シンプルに攻守をリンクさせていた。
6 扇原貴宏 6.5
左サイドに配球が偏りがちだった印象が強い。ただし、肝心なところで得点を奪えてしまうセンスは見事。
10 齋藤 学 6.5(88分OUT)
前半の早い時間帯からポジションを左へと移した。スピード溢れる突破は間違いなく札幌に脅威を与えていた。
14 天野 純 5.5(81分OUT)
いい形でボールを持つことができず、持ち味である積極性を出しきれなかった印象。プレー自体は悪くはなかったのだが。
20 マルティノス 5.5(90分OUT)
立ち上がりは相手を翻弄したが、徐々にスペースがなくなっていき、武器であるドリブル突破を十分に発揮できなかった。
FW
7 ウーゴ ヴィエイラ 6
要所では惜しいシュートを放っていたものの、ボールを収めるプレーなど、チャンスメークの部分は物足りなかった。
交代出場
33 ダビド・バブンスキー -(81分IN)
相手の脅威にはなったものの、肝心なところでの精度を欠いてしまい、いまひとつの出来だった。
25 前田直樹 -(88分IN)
持ち味を出しやすいシチュエーションではあったが、なかなかフィニッシュまで持ち込むことはできず。
18 遠藤渓太 -(90分IN)
時間が少なかったため持ち味は出しきれなかったが、求められた役割はしっかり果たした。
監督
モンバエルツ 6.5
これで11試合連続負けなし。この試合では特にリスクを冒すことなく、気が付けば勝っているというような、“大人の勝ち方”だった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。