3月15日の消費者権利保護デーに合わせて、中国国内ではブランドや品質に関する様々な統計データが発表された。中国メディア・今日頭条は16日、外国ブランドの好感度ランキングを紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)teddyleung/123RF)

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 3月15日の消費者権利保護デーに合わせて、中国国内ではブランドや品質に関する様々な統計データが発表された。中国メディア・今日頭条は16日、外国ブランドの好感度ランキングを紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国メディア・環球網が2011年より毎年実施している国外ブランド好感度トップ10を紹介。「中国人に好評な国外ブランドは、見たところいずれもみんながよく知っている名前が並んでいる」として、1位がメルセデス・ベンツ、2位がアップル、3位がBMWとなり、以下フォルクスワーゲン、アウディ、ナイキ、シーメンス(家電部門)、アディダス、フィリップス、シーメンス(デジタル電子部門)がランクインしたことを伝えている。

 そのうえで、トップ10のうちドイツのブランドが7つを占めたこと、ここのところ中国エリアにおける業績が下落し続けているアップルが2位に入り、好感度の低下が売り上げの減少につながっているわけではないことを説明した。また、アップルについて「低調は国産スマートフォンブランドの選択肢が増えたため」、「iPhone8が発売されれば、中国の消費者は再びアップルに抱き込まれるかもしれない。ベゼルレスなど、外観デザインが大きく変わる可能性があるからだ」との分析を紹介した。

 ランキングは家電・電子機器、自動車、スポーツウェアの3ジャンルに分かれているが、それにしてもドイツ企業の名前が目立つ。一方で日本のブランドが1つも入っていないことも印象的だ。記事は、アップルの売り上げと好感度が比例していないことを指摘しているが、日本のブランドについても同じことが言えるのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)teddyleung/123RF)