侍ジャパンの小久保裕紀監督

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◆ 投手は15人中11人が違う背番号

 NPBエンタープライズは24日、11月10日から13日にかけて行われる「侍ジャパンの強化試合」に出場する代表選手の背番号と追加出場選手を発表した。

 各選手の背番号を見ると、チームと同じ背番号を付ける選手は、増井浩俊(日本ハム)の「19」、嶋基宏(楽天)の「37」、坂本勇人(巨人)の「6」など、29人中14人。約半数の選手がチームとは違う番号を背負う。

 その中でも投手は、15人中11人が違う番号。特に「19」は、代表で背負う増井を始め、球団で同番号を付ける投手が野村祐輔(広島)、菅野智之(巨人)、山崎康晃(DeNA)、藤浪晋太郎(阪神)と5選手もいる。

 今回代表では、5選手の中で最年長の増井が「19」を背負い、野村が「28」、菅野が大学日本代表やプレミア12で付けた「11」、山崎康もプレミア12でつけた「24」、藤浪が日米野球2014で背負った「17」をつけてプレーすることになる。

<チームと背番号が違う侍ジャパン戦士>

左が所属先の背番号、右は代表チームでの背番号

【投手】

菅野智之 19 → 11

秋吉 亮 14 → 12

宮西尚生 25 → 15

大谷翔平 11 → 16

藤浪晋太郎 19 → 17

石川 歩 12 → 20

山崎康晃 19 → 24

石田健大 14 → 26

野村祐輔 19 → 28

岡田俊哉 21 → 34

田口麗斗 90 → 47

◆ 柳田、山田はかつて付けていた番号

 また野手では、かつてチームで背負っていた番号を代表で付ける選手もいる。柳田悠岐(ソフトバンク)がその一人だ。柳田はチームで背番号9を付けるが、今回の代表では中島卓也(日本ハム)が9を付けるため、デビューした11年から14年まで4年間背負った44となった。チームで1を背負う山田哲人(ヤクルト)も同様に、昨季まで着けていた23番で戦う。

 過去に行われたWBCでも第1回大会(06年)で世界一に輝いた福留孝介が、当時中日で付けていた1ではなく17を背負い、昨年のプレミア12では、チームで背番号1を付ける松井裕樹(楽天)が代表で10ということもあった。プレーだけでなく、普段とは違う番号を付ける代表選手の背番号に注目だ。

<チームと背番号が違う侍ジャパン戦士>

左が所属先の背番号、右は代表チームでの背番号

【内野手】

松田宣浩 5 → 3

菊池涼介 33 → 4

中田 翔 6 → 13

山田哲人 1 → 23

【外野手】

柳田悠岐 9 → 44

◆ 侍ジャパンの強化試合 背番号一覧

<投手>

11 菅野智之(巨人)※出場登録なし

12 秋吉亮(ヤクルト)

15 宮西尚生(日本ハム)

16 大谷翔平(日本ハム)

17 藤浪晋太郎(阪神)

19 増井浩俊(日本ハム)

20 石川歩(ロッテ)

21 中崎翔太(広島)

24 山崎康晃(DeNA)

26 石田健大(DeNA)

28 野村祐輔(広島)

30 武田翔太(ソフトバンク)

34 岡田俊哉(中日)

41 千賀滉大(ソフトバンク)

47 田口麗斗(巨人)

<捕手>

22 小林誠司(巨人)

27 大野奨太(日本ハム)

37 嶋基宏(楽天)

<内野手>

3 松田宣浩(ソフトバンク)

4 菊池涼介(広島)

6 坂本勇人(巨人)

9 中島卓也(日本ハム)

13 中田翔(日本ハム)

23 山田哲人(ヤクルト)

<外野手>

1 内川聖一(ソフトバンク)

25 筒香嘉智(DeNA)

44 柳田悠岐(ソフトバンク)

51 鈴木誠也(広島)

55 秋山翔吾(西武)