手塚プロダクションによる初音ミクのイラスト

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手塚プロが、11月11日(金)と12日(土)に東京・Bunkamuraオーチャードホールで上演される「冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』」のために書き下ろした初音ミクのイラストを公開。

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5月に他界した世界的な作曲家でシンセサイザー・アーティストの冨田さんは「ジャングル大帝」や「リボンの騎士」など、多くの手塚アニメ作品の音楽を手掛けたことでも知られている。

手塚プロは、手塚アニメの音楽面における代名詞とも言える存在であった音楽家の逝去にあたり、哀悼とその活躍への敬意を表するべく、同じく冨田さんの創作活動に深く携わってきたクリプトン・フューチャー・メディアとのコラボレーションを決定。本公演に向けて手塚治虫タッチの初音ミクが制作され、同イラストを用いたグッズも公演会場で限定発売される予定だ。

また、11月9日(水)には、冨田さんが手掛けた手塚アニメの楽曲を集めたCDボックスが発売。CDには当時のフィルムに使用されたオリジナル音源が収められる。さらに、2017年は冨田・生誕85年、手塚治虫・生誕90年、初音ミクのソフトウェアが発売されてから10周年という、三者それぞれにとっての記念イヤーにあたり、それぞれの今後の展開も期待されている。【ウォーカープラス編集部/浅野祐介】