28日のプロ野球公式戦では、横浜DeNAベイスターズが広島カープに3-1で勝利し、怒涛の6連勝。勝率を5分に戻した。

好調の要因は投手陣の活躍だ。覚醒した左腕・石田健大を筆頭に、チームを牽引する山口俊や期待の新人・今永昇太、守護神・山粼康晃らの安定したピッチングによりチーム防御率は3.02とリーグ最高を誇る。

すると同夜、テレビ東京「SPORTSウォッチャー」では、昨季までDeNAの監督を務めていた野球解説者・中畑清氏がチームの勢いを絶賛した。

「この調子はどうなってんのよ」と切り出した中畑氏は「台風の目とか言われているけど完全に主役ね。勝ち続けるのは半端じゃない。今一番打線に勢いのあるカープと戦って2試合続けて1点、1点に抑えている。先発、中継ぎ、抑えが完璧の状態。こんなに安定した野球ができるチームは今DeNAしかありません」とのっけから興奮気味にまくしたてた。

すると中畑氏は「もーしかしたら優勝しちゃうんじゃないの?」と声を張り上げるも、すぐさま「この後、交流戦があるからね」と苦笑い。番組MCの綾部祐二も「1年前の今日はどうだったかといいますと、中畑さんが監督を務めていたDeNAが1位」と持ち上げ、これには中畑氏も「貯金11」などとドヤ顔を見せたが、綾部は「最終的には最下位になりましたね」とも。

6月に入ると一気に失速、首位から最下位に転落した昨季をオチにされると、中畑氏は「それ言わしたいの?」とムッとした表情を見せたが、「だから俺ここにいるんだよ」と自虐的に語り、大笑いした。