▽沖縄3部リーグの沖縄SVは22日、MF飯尾一慶(33)とDF池端陽介(36)、MF松本圭介(27)の3選手の加入を発表した。

▽東京Vの下部組織出身の飯尾は、1999年にトップチームに昇格。その後、川崎Fや福岡に期限付き移籍した時期があったものの、通算13シーズンに渡ってプレー。2014年には横浜FCに完全移籍するも、度重なる負傷の影響もあって、2015シーズンの公式戦出場はなかった。なお、沖縄SVの“代表兼監督兼選手"として、クラブ立ち上げに参加した元日本代表FW高原直泰とは、東京V時代のチームメートでもある。

▽沖縄SVへの加入が決定した飯尾は、「精一杯頑張ってやりますので、応援よろしくお願いいたします」と新天地での意気込みを語った。

▽1998年に清水商業高から広島に加入した池端は、大分や甲府でのプレーを経て2011年から富山に在籍。2015シーズンはJ3リーグ7試合に出場するも、シーズン終了後に富山との契約が終了していた。池端は清水商業高の同期に札幌MF小野伸二と浦和MF平川忠亮がおり、清水東高に所属していた高原とも同級生であり、個人的な縁もあって沖縄行きを決断したようだ。

▽池端は沖縄SV加入に際して、「この度沖縄SVに入団することになりました池端陽介です。新しい船出のメンバーになれたことに非常に喜びを感じています。全力で頑張りたいと思います。沖縄SVに関わるすべてのかたこれからよろしくお願いします」とコメントしている。

▽また、2015シーズン終了後に盛岡を退団していた松本圭介は、「グルージャ盛岡から来ました松本圭介です。難しい挑戦になると思いますが自分ならできると信じています。沖縄SVのために自分のすべてを捧げ、沖縄県、地域を代表するチームになり、みなさんと喜びを分かち合えるようにがんばります。よろしくお願いします」と、沖縄SVでの意気込みを語った。